FPの岡ちゃん 頑張ってます(奮闘記)!!

FP歴32年目の岡ちゃん!! FP活動や日々の奮闘ぶりをご紹介したします。

台形の面積の求め方!

2007-09-20 23:38:47 | Weblog
 9月20日(木)

 新聞を読んでいると、以下の記事が目に留まった。

「台形の面積」、小学校算数で復活へ 文科省が素案提示
 学習指導要領の改訂をめぐり、文部科学省は18日、小学校算数に「台形の面積の求め方」、中学校数学に「2次方程式の解の公式」などを盛り込む素案を中央教育審議会(文科相の諮問機関)の算数・数学専門部会に提示し、おおむね了承された。いずれも、前回の改訂で教える必要がなくなった内容で、早ければ11年度から復活する方向だ。
 素案では、「理数教育の充実」のため算数・数学の全般にわたって学習内容を増やす。具体的には、現在中学で教えている「文字を用いた式」「反比例」「対称な図形」を小学校に、高校で教えている「有理数と無理数」「面積比と体積比」「球の表面積・体積」などは中学に移す。
 台形の面積の求め方や「解の公式」は、02年に施行された現行の指導要領でそれぞれ小学校、中学校からなくなったものの、「よく使う公式を教えないのはおかしい」という批判もあり、多くの教科書では「発展的な学習内容」として残されている。

 そこで、調べてみると面白い事が発見できた。有る記述より

 台形の面積の公式は「(上底+下底)×高さ÷2」である。人生において最も使わないものの一つだと思うが、ほとんどの人が知っている公式である。あるとき、私の妻が「むかし学校で習って覚えさせられたけど、どうしてそういう式になるのか、説明してくれる先生はいなかった」と言った。 私は「そんなことはないだろう。ひっくり返してくっつけて…って教えてくれたはずだ」と言ったが、妻は「絶対そんなことはない」と言い張った。
 念のために「ひっくり返して・・・」というのを説明すると(そんなこと分かっている!という人は読み飛ばして下さい)、一つの台形に、もう一つ同じ台形をひっくり返してくっつけると「平行四辺形」になる。 平行四辺形の面積は「底辺×高さ」なのだが、その「底辺」は実は元の台形の「下底」に「上底」を足したものである。 だから二つの台形をくっつけた平行四辺形の面積は「(上底+下底)×高さ」になって、台形一つ分はその半分だということになるのである。(図で描くと簡単なのに・・・文章にするとわかりにくいね)

 お解りいただけましたか? 
 ここに例題として上底3cm、下底6cm、高さ5cmの左が斜め、右は直角の台形があります。求め方は、以下の5通りあります。
①3×5+3×5÷2=22.5(三角形と四角形に分けて求める)
②6×5÷2+3×5÷2=22.5(二つの三角形分けて求める№1)
③6×5÷2+3×5÷2=22.5(二つの三角形分けて求める№2)
④6×5ー3×5÷2=22.5(台形を長四角にして足した三角を引く)
⑤(6+3)×5÷2=22.5 (台形の面積を求める公式)

 単に、公式で面積を求めるより、試行錯誤して①~④の4通りの求め方を発見させる勉強方法が大切だと思います。(数学を得意とする岡ちゃん)

台形の定義 :1組の対辺が平行な四角を台形という


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1 コメント

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学力低下 (ソブちゃん)
2007-09-22 07:56:47
昔と比べると年々学ぶ量?が減っている気がする。または簡易化?している気がする。円周率3・14が3になったように。昔のままで良いという考え方もどうかと思うが、楽?な方に進んでいるような感覚を覚えるのは私だけなのでしょうか。それが、学力低下につながっているの要因の1つでは?と勝手に思い込んでいるソブちゃんでした。(単純に勉強しないだけだと思うが…)
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