世の中色んなサイトがあるものです。
「おれさまファンクラブ」とは、つまり自分のことをよってたかってほめてくれる、ズバリ自分のファンのサイトです。
「おれさまファンクラブ」とは、つまり自分のことをよってたかってほめてくれる、ズバリ自分のファンのサイトです。
***以下抜粋(2009年11月27日付 IT Newsより)*********
【あなたのファンが掲示板に殺到! 「おれさまファンクラブ」】
「よってたかって自分のことをほめてくれる団体がいればいいのに」――誰もが1度は思うそんな気持ちに応えてくれるというネットサービス「おれさまファンクラブ」が、「デイリーポータルZ」に登場した。自分のファンからの書き込みでいっぱいの掲示板風ページを作れる。
名前を入力し、「自分の体で自慢できるところはどこですか?」「過去の栄光で当てはまる、もしくはいちばん近いものを選んでください」など4択の質問に答えると、なつかしい雰囲気の掲示板に、ファンのみんなから自分への書き込みが並ぶ。
「○○さん追ってもう2年になりますが心の中の炎は衰えません」など応援メッセージだけでなく、荒らしっぽいコメント、それに対して「そんなことを言うひとゎファンではないと思います!」といったフォロー、まったく関係ない宣伝URLなども投稿されていて妙にリアルだ。
掲示板ごとにURLも発行。友人に送って自慢できる。「『ネットでこんなの見つけちゃったよー』などと言ってメールで送ったり、Twitterに流すのもいいでしょう。自分の寂しさには気づかないふりをしてお楽しみください」としている。
***以上抜粋*********
「おれさまファンクラブ」☆
つまり、自分の架空ファンサイトを作ってしまおう!という話。
どうなの、それは???と思う方ももちろんいらっしゃると思いますが、このサイトができたということは、「自分に対して関心をもってほしい」「評価してほしい」「認めてほしい」と思っている人がいるからではないでしょうか。
このことから、このサイトは現代社会を強く反映しているものと言えると思います。
ネット社会の発達により人との接点が少なくなっていることや、また、あるブログの記事では核家族化していることが影響しているのではないかとしているものがありました。
その記事によると、
***以下抜粋*********
核家族化は、人間孤立化への第一歩だ。核家族は、子供たちが結婚すると、当然独立して核家族を形成、後には夫婦だけが取り残され、不仲や片方の長期入院、また死別などで、容易に孤立状況に陥る。それは、いずれ独立していった子供たちの運命でもあるのだ。
大家族というのは、その意味では、よく出来た制度だと考えられる。祖父母、父母、子供、孫という人間関係は、正直言って少々気が重いものだが、一方では、絶えず家の中に3世代ないし4世代が暮らしていて、どんなに世代を重ねようとも、決して人間が孤立することはない。そのような一種の永代性こそが、現在は滅びてしまった<家>という観念の基礎なのだろう。
「おれさまファンクラブ」などという、少々滑稽な話が、しかし現代人の心の隙間を埋めようとして出てくるものであることを思えば、笑っている場合ではないのかも知れない。
***以上抜粋*********
これは、現代社会と「おれさまファンクラブ」の関係をズバリ捉えたものだと思いました。
人との接点において、一番身近な存在である家族。その家族との関係が昔と今で大きく変わってきているのは確かです。
自分を架空サイトでほめてもらうというのは、少しさびしい気もしますが、そうすることで心に余裕をもてるのならこのサイトありだと思います。
人との接点において、一番身近な存在である家族。その家族との関係が昔と今で大きく変わってきているのは確かです。
自分を架空サイトでほめてもらうというのは、少しさびしい気もしますが、そうすることで心に余裕をもてるのならこのサイトありだと思います。
深く考えずにこのサイトを試してみるのも、ゲーム感覚でもちろん楽しめます^^♪
ちょっとこそばゆい感じもしますが悪い気がするものではないので、軽い気持ちでお試しになってみるのもいいかもしれません☆
tomo
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