今回は、「紋」のお話。
日本で言えば、「家紋」。
日本においての「家紋」は自らの家系・血統・家柄・地位を表すために用いられてきた紋であり、その種類は241種、5116紋以上といわれています。
家紋はデザイン性の美しさから外国の方にも興味をもつ方は多いようです^^
さて、「紋」は世界にも存在しています。
イタリアに行った時に、ふと目にとまった「紋章」があります
友達が言いました。
「あっ、アルファ ロメオ!?」
そこにあったのは、「ヴィスコンティ家の紋章」でした。
みなさま、イタリア・ミラノで生まれた世界の名車 アルファ ロメオのエンブレムをご存知ですか?
左には赤い十字架、右には人を呑みこむ竜(大蛇)が描かれています。
十字架は「ミラノ」の紋、人を呑みこむ竜(大蛇)は「ヴィスコンティ家」の紋です。
ちなみに、これはスフォルツァ城にあるミラノの紋章。
お気づきになりましたか??
そう、アルファ ロメオはこれの左右逆版!!
ミラノを誇りとしてつけられたこのエンブレム。
世界にその意志が確かに伝わっています。
「紋」というのは非常に興味深く、面白いものです。
日本、世界・・・様々な紋を興味をもって眺めてみると、そこに歴史を感じることができます。
ぜひぜひみなさまも紋の背景に触れてみてください☆
tomo
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「the Moonnight ~Breakthrough~」