今回は「鯛の鯛」のお話。
みなさま、「鯛の鯛」ってご存知ですか??
みなさま、「鯛の鯛」ってご存知ですか??
「鯛の鯛」とはつまり、魚の骨の一部で魚に似た形をしている部位のことを言います。
じゃじゃ~ん!!
「鯛の鯛」のネックレス!?たっくさんの「鯛の鯛」をご覧いただけますでしょうか!!
縁起物とされる鯛の鯛をこんなにたくさん身につけたら・・・考えるだけでhappyになれますね^^
実はこれ、東銀座にあるイタリア料理のお店「trattoria Baffo(トラットリア バッフォ)」というお店のシェフにいただきました♪
Baffo(=イタリア語で「ひげ」)をはやした恰幅の良いシェフ。
この方の接客には大満足でした。この方に会いにまた訪れたいと思ってしまうくらいです。
鯛のカマの窯焼きをオーダーすると、そのシェフは取り分けてくださいます。
とってもリズミカルに、鯛の身をほぐしていきます。そして、その中で出てきたのが、「鯛の鯛」です。
1つの鯛から2つ取り出すことのできる「鯛の鯛」を綺麗に取り出し、今日の来店記念にと、綺麗に包んでもってきてくださいました。
ありがとうございます!!
・・・そして、食事後、ちょうど席の後ろにかかっていた「鯛の鯛」の連なったこの写真のものを「たくさんの幸せを」とプレゼントしてくださったわけです!!
ありがとうございます☆
さて、「鯛の鯛」がどうして縁起物と言われているのか。
それは、そもそも縁起物である鯛の中にある鯛だからでしょう。
海産食民族である日本人にとって、鯛はまさに魚の象徴的存在です。
その姿の美しさ・その味のよさ・そして日もちのよさは、腐ってもタイで”目出タイ”と語呂合わせされる祝儀魚。
古くから「人は武士・花は桜・柱は檜・魚は鯛」と言われています。また、江戸時代になると、魚は専ら海のものが食され、将軍家でも鯛が喜ばれたため「大位」と当て字をされもてはやされたそうです。
よって、鯛はとても縁起の良いものと考えられています。その鯛の中にある「鯛の鯛」がさらに目出タイということで、この骨を肌身離さず持ち歩くと幸運を呼ぶなどと言われています。
古くから「人は武士・花は桜・柱は檜・魚は鯛」と言われています。また、江戸時代になると、魚は専ら海のものが食され、将軍家でも鯛が喜ばれたため「大位」と当て字をされもてはやされたそうです。
よって、鯛はとても縁起の良いものと考えられています。その鯛の中にある「鯛の鯛」がさらに目出タイということで、この骨を肌身離さず持ち歩くと幸運を呼ぶなどと言われています。
←画像:「NET de 水族館」より
ちなみに、鯛でなくても、硬骨魚類でこの骨のものは「鯛の鯛」といいます。ただし、「鰯の鰯」、「ヒラメのヒラメ」のようにその魚の呼称を重ねて呼ぶことはあるそうです。「鰯の鯛」や「ヒラメの鯛」ということはありません。
色々な種類の鯛の鯛がありますが、その中で最も形が美しいのが真鯛だといわれています。
今回たくさんの「鯛の鯛」をいただいたわけですが、プレゼントしてくださったその気持ちだけでとってもはっぴぃな気持ちになれました。
幸運を呼ぶといわれる「鯛の鯛」。
みなさまもぜひ「鯛の鯛」を探してみませんか?^^♪
tomo