シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0299■飲んだり吐いたり 

2007-08-31 | ガン闘病記
「8月が終わる~~~♪」
って、アイツは大喜び。なにかと思ったら、おいらが今月も生き延びたからなんだと。
アイツがガンに気がついたのが4月13日。4ヶ月半経ったんだとさ。ふーん。
まっ、今月の更新はけっこうがんばったよな。
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ここ2日くらい、おいら吐いてる。
吐くのは決まってサプリメントだ。流動食じゃない。吐いたあとは、どっと疲れる。なんでだろね。

疲れすぎてあんまり眠れないくらい。そんなときは、薄目を開けたままジーっとしてる。

(寝たくても寝れないときもある。おいらのガンにしっかり足かけて爆睡してるアニキ。くっ、苦しいってば。重いし。でも、あったかいな・・・→)

最初はライジンだった。ゲーって吐いたら茶色いドロドロしたもんが全部出た。
で、1日飲まないでトランスファーファクターだけ飲んでみたら、吐かなかった。

「じゃ、大丈夫かしら?」
って、アイツがまたライジンを入れたら、またゲー。そのあと、トランスファーファクターだけ飲んでもゲー。それだけで、すっごく痩せた。流動食は吐いてないのにな。不思議だけど関係あるらしい。

「こんなに痩せて、いいのか?」
って連れ合いが心配してるけど、イイとか、ワルいとかじゃないんじゃないか?
ワルいに決まってるけど、おいらもアイツも、もちろん連れ合いも痩せるのを止められないんだ。
ちょっとあったかくなったから、痩せても少しは楽かな?前は骨まで寒かったぜ。
日向ぼっこなら、もう毛布は要らない。直接陽に当たってた方が気持ちいいんだ。

まっ、吐かないときもあるから、アイツもあれこれやってるぜ。
水を多くしてみたり、少なくしてみたり。
水が多いとどんどんノドを通るけど、量が多くて苦しい。
水が少ないと口に広がるし飲みにくいし、これもやっぱ苦しい。

ヘンなとこに入れば涙が出るしね。
「かわいそう。」
って言いながら、アイツも涙だ。1匹と1人で涙の目で見詰め合ってんのさ。

でも、アイツはひつこいしすぐ忘れるから、ちょっとすると、
「ピッピ~☆ お薬よ~♪」
ってニコニコしながら戻ってくる。ホントおちおち寝てらんないぜ。
(つづく)


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