いや~、久しぶりにちゃーんと焼いたアジをたっぷり食った。(チンとはね、ぜんぜん味が違うんだ)なんだかまた正月なんだと。
なんでもいい、こんなにジャンジャン食わしてくれんなら。あ~、うまかった♪
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「ケツにナメクジが付いてても気づかないなんて、マヌケなネコだよな~」
知らないうちに、ナメクジとかいう虫の上に座ってて、それが毛に付いて勝手にくっついてきた。そんなもん知るか!おいらの肉球一個よりちっちゃいんだぜ。ぺロッと舐めたら終わりじゃないか。ほっとけよ!
でも、連れ合いはカラカラ笑って、
「なんかマヌケだと思わない?」
とアイツにも聞いてる。アイツは、
「こんな5ミリもない赤ちゃんナメクジ、わかんないんじゃない?」
と言ってる。さっきまできゃ~きゃ~大騒ぎしてたくせに、ミョーに落ち着いてる。ナメクジを手で取ってポイっと外に捨てたのもアイツだ。よくわかんないよな~。
それから何日かして、外から帰った連れ合いが、
「いや~、ビックリしたよ。」
とアイツに話始めた。おいらはいつもの通り、ソファーで昼寝中。
「歩いてたらさ、セミの声がしたんだ。ニュージーランドのセミって小さいから声も小さいだろ? だから、“へ~、けっこう近くで鳴いてんだな”と思って歩いてたんだ。」
「ところがさ、歩いても歩いてもセミの声が小さくも遠くにもならないんだ。えっ、まさか?と思って、頭を触ると、なにかがバサバサっと飛んでさ、も~、ビックリだったよ。」
「セミだったの?」
「そう。人懐っこいよな~、人の頭にとまって鳴くなんて。あ~、ビックリした。」
盛んに頭をかく連れ合い。
ゲラゲラ笑いまくるアイツ。
思わず顔を上げるおいら。
(←いくらちっちゃくても、コレだぜ、コレ!)
あんなにうるさいもんが頭にくっついててもわかんないって?まさか!
マヌケはどっちだよ?
(つづく)
なんでもいい、こんなにジャンジャン食わしてくれんなら。あ~、うまかった♪
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「ケツにナメクジが付いてても気づかないなんて、マヌケなネコだよな~」
知らないうちに、ナメクジとかいう虫の上に座ってて、それが毛に付いて勝手にくっついてきた。そんなもん知るか!おいらの肉球一個よりちっちゃいんだぜ。ぺロッと舐めたら終わりじゃないか。ほっとけよ!
でも、連れ合いはカラカラ笑って、
「なんかマヌケだと思わない?」
とアイツにも聞いてる。アイツは、
「こんな5ミリもない赤ちゃんナメクジ、わかんないんじゃない?」
と言ってる。さっきまできゃ~きゃ~大騒ぎしてたくせに、ミョーに落ち着いてる。ナメクジを手で取ってポイっと外に捨てたのもアイツだ。よくわかんないよな~。
それから何日かして、外から帰った連れ合いが、
「いや~、ビックリしたよ。」
とアイツに話始めた。おいらはいつもの通り、ソファーで昼寝中。
「歩いてたらさ、セミの声がしたんだ。ニュージーランドのセミって小さいから声も小さいだろ? だから、“へ~、けっこう近くで鳴いてんだな”と思って歩いてたんだ。」
「ところがさ、歩いても歩いてもセミの声が小さくも遠くにもならないんだ。えっ、まさか?と思って、頭を触ると、なにかがバサバサっと飛んでさ、も~、ビックリだったよ。」
「セミだったの?」
「そう。人懐っこいよな~、人の頭にとまって鳴くなんて。あ~、ビックリした。」
盛んに頭をかく連れ合い。
ゲラゲラ笑いまくるアイツ。
思わず顔を上げるおいら。
(←いくらちっちゃくても、コレだぜ、コレ!)
あんなにうるさいもんが頭にくっついててもわかんないって?まさか!
マヌケはどっちだよ?
(つづく)