AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

角館の二日目はかたくりの自生地へ。

2008-04-22 17:50:13 | Weblog
  
  二日目も好天に恵まれ、秋田内陸線の一両電車で
 かたくりの花が栗の山いっぱいに自生しているところに
 出かけていく。


  栗の木は今は枝のみで風情はないけどその木のまわり
 一面にかたくりが群生していて可憐な花をいっぱいに
 付けていた。人の手がまったく加えられていないで
 一面に咲いているのは<蟻>のおかげと係りのひとの
 説明。 アリが種を運び、それから芽がでて、山一面に
 咲くようになるまでにはそうとうな年月がかかっているとか
 芽が出て咲くまでに3年かかるとか。


  かたくりの花を見学する山道に生えているトウのたった
 蕗の薹の多さとつくしんぼうの多さにもびっくりしてしまっていた。


  思わず、この辺りでの蕗の薹の食べ方を聞いたら、
 <こんなものたべないよ、見学者から聞くけどね...>って。
  もっと早くくれば摘んでかえるのに~と嘆くと
 雪を掘ってかぁ~と笑われた。


 でも、駅近くのみやげ物市場ではコロッケの具として
 蕗の薹が入っていて結構おいしかった!!
 私の質問に<こんな道端のは採らないよ、山奥のだよ>と
 また笑われた。  八百屋さんで買う私にとっては
 もったいないほどの羨ましい風景だった。

 
 娘はつくしんぼうに歓声をあげていた。
 やはり季節がはっきりしているところの自然の豊富さには
 感嘆しきりだった。


 大根を燻してつくった沢庵<いぶりがっこ>も独特の
 味を醸し出していて美味しかった。
 東北はまだまだ歴史の深いところが多いので、
 機会を見つけては旅に出かけたいと思う。
 
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角館への旅...満開の桜を堪能。

2008-04-22 17:11:42 | Weblog

  天気の心配もなく、東京発7時半の新幹線で
  娘と二人旅で角館まで。
  以前から行きたい場所だったけど、後押ししたのは
  横浜高島屋で開催されていた樺桜の工芸品の説明を
  してくださった方のお話しから。


  角館の魅力とこれから桜の季節とかたくりの花の
  季節がやってくること...などなど見どころを
  親切に説明してくださったので、
  帰ってきて、ネットで宿を探し、娘に声をかけたところ
  行きたい!!と言ってくれたので二人旅に。


  盛岡を過ぎるあたりから聳え立つ雪の山脈に驚きの
  声をあげ、車窓から眺める満開の桜に歓声をあげ、
  角館へ到着!!


  先ずは駅横の<観光案内所>へ。
  こちらの宿泊日程によって、見どころを親切に案内して
  くださり、質問にもやわらかい訛りで答えてくださり
  いざ!!宿に荷物を預け、自転車で見物にでかける。


  みちのくの小京都といわれる角館の歴史は古く、
  お嫁入りの際に桜の苗を持参して屋敷内に植えたとのこと。
  そのためか、数百年の古木の枝垂れ桜のすばらしさは
  声をのむほどで、武家屋敷の通りの両側は枝垂れ桜の街道に
  なっている。


  それも、角館の町中にその威風堂々たる枝垂れ桜があり
  時代の長さと重みを感じさせているのにはすっかり感動
  させられた。


  写真は桧木内川の両岸の何キロも続く桜並木遊歩道を
  自転車でまわった対岸から写したものだけど
  あのどこまでも続く圧巻さが伝えられず、誠に残念!!


  旅の本で惹かれていっても、ああ~こんなものって
  思うところも少なくないけど、雪解けを待ちかねていた
  人びとの春への喜びがそこここに溢れていて、
  居心地のよさが町中に感じられて気持ちのよい旅になった。


  
 
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