一日一トライ~”その記憶の記録”

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Ⓗ-5.タバコを喫う人はどんな病気に?

2023-07-14 07:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 たばこの喫煙率は、たばこと病気の因果関係の啓蒙活動やそれに伴って喫煙場所が制限されるなどにより、低くなってきているという。調べてみると、2019年の全国喫煙率(JTたばこ喫煙率調査)は、16.7%(男性;27.1%、女性;7.6%)とのこと。結構まだ喫煙人口が多いと感じました。なお、政府は、2022年までに12%まで下げることを目指しているとのことです。

  たばこを喫うと、どんな病気にかかる可能性があるのでしょうか?


 まず、❶がん、❷呼吸器疾患、❸循環器疾患、❹消化器疾患、❺歯周病などの病気をあげている公的機関がありましたのでシェアします。

 ❶がん~たばこの煙に含まれている発がん物質が肺から吸収されて血液中に入り、体内の臓器に入ることで発生し、中でも、肺がん食道がん口腔がん咽頭がん喉頭がんは、非喫煙者との相対危険度は2倍以上となっていること。
 ❷呼吸器疾患~臓器が、直接たばこの煙と触れることによっておきるもので、慢性気管支炎肺気腫、及び気管支ぜんそくなどにかかりやすくなること。
 ❸循環器疾患~動脈硬化をはやめる要因の一酸化炭素や、血圧を上げることにつながるニコチンなどが原因で、狭心症心筋梗塞などにかかりやすくなること。
 ❹消化器疾患~ニコチンが自律神経に作用して、胃腸の血流を低下させ、組織の機能低下を引き起こすことによるもの。胃潰瘍十二指腸潰瘍にもかかりやすくなるとのこと。
 ❺
歯周病~ニコチンの作用により歯茎の血行が悪くなることにより、歯周病かかりやすくなること。なお、その歯周病菌によって、認知症の発症・症状悪化にもなることが明らかになっています。

 また、たばこの煙は、喫っている本人だけではなく、その周囲のいわゆる「受動喫煙者」にも大きな健康被害を与えるという。特に、妊娠中の人は、心身とも健康な赤ちゃんを出産するためには超要注意であること。
 思い返せば、現職時代の長い会議中、どれだけ「受動喫煙者」となってきたものかと。私たちの世代は、喫煙者も受動喫煙者も大勢いますので、今後上記の病気が発症する要因があることになりますね。  

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