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一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸や生け花を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

🅿‐170.「ゴス下絵具長角皿」 2点 ・

2025-05-09 09:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

ⓟ‐170.「ゴス下絵具長角皿」 2点 ・ 電動タタラ機で5mm厚粘土板を作り、石膏型で長角皿を型起こしし、その後、ひも状にした粘土を高台として4隅に取り付けたものです。4点の高さは、乾燥後と素焼き終了後に、サンドペーパーで水平にします。

 本焼きでは、窯詰めのとき裏面中央を道具土(ツク)で支えます。普通粘土は焼成すると収縮しますが、道具土は収縮の度合いの少ない土です。この特徴から、道具土のツクをほんの僅か低くしておきます。皿の足の部分が少し縮まり、丁度ツクの高さになるようにします。



 ゴスによる下描き




 ① ゴス下絵具長角皿   H2、26.5×14.7



 ゴスによる下描き




 ②ゴス下絵具長角皿     H2、26.5×14.7


結果的には、2枚ともヘタらず、底が盛り上がらずの作品に。この方法は、簡便ですので高台の形を工夫してみたいと思います。粘土は半磁器粘土、焼成は酸化焼成(1250℃/19.5h)でした。 

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🅿‐169.「色絵具ゼンタングル模様花器」 1点・

2025-05-08 09:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

 電動タタラ機で6mmの粘土板を作り、少し乾燥後型紙をもとに粘土板を切り取り、ドベで接着していき、形を整えていきます。乾燥させた後、サンドペーパーをかけ、素焼き(750℃)します。その後、寒冷紗をかけ化粧土を湿布し、再度750℃で焼きます。デザインを決め、鉄絵で骨描きし、その後色絵具をいれました。仕上げは、鉄絵の骨描きの部分には再度濃い鉄絵をいれました。


 


 








色絵具ゼンタングル模様花器  H33.7、17.0×9.0


模様と模様の境目の白は、寒冷紗を敷いて塗った「白化粧土」の白をそのまま使っています。下絵具もハジいたり、メクれたりする箇所がなくおおむね良好!の仕上がりになりました。なお、釉薬は3号透明釉をコンプレッサーで掛けた後、酸化焼成(1250℃/19.5時間)しました。

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🅿‐168.「伊羅保釉掛け分け長皿」 3点・

2025-05-07 09:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

 伊羅保釉掛け分長皿及び変形長角皿です。電動タタラ機で作成した5mmの粘土板を石膏型に押し当てて作りました。①②は信楽白粘土、③は赤土+信楽白粘土のブレンド、焼成は酸化焼成です。



 ①伊羅保釉F掛け分け長皿      H2、8.5×26.3 





 ②伊羅保釉D掛け分け長皿       H2、8.5×26.3




 ③伊羅保釉F掛け分け変形長角皿      H2、14.7×26.5


 ①③は、よく攪拌した伊羅保釉Fに素焼きした作品を縦にもち半分浸し掛けします。次にコンプレッサーで所々同じ伊羅保釉Fを掛けます。次に、白萩釉をスポイトで筋状にたらします。白萩釉単味では白ですが、伊羅保釉に含まれている鉄と反応してこげ茶色になりました。なお、②は伊羅保釉Dを使用し、同じ方法で釉掛けしたものです。

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🅿‐167.「ゴス幾何文様長角皿」・6点

2025-05-06 09:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

 高台付きの長角皿にゴスで山や丘陵をイメージした文様を描いたものです。まず、電動タタラ機で6mm厚の粘土板を作り、型紙でカットした粘土を石膏型に張り付けます。次に、石膏型に取り付けたまま、ドライアーで乾燥させ、高台を付けたものです。 ゴスで骨描きし、濃淡のバランスを考えながらダミをしました。粘土は上信楽粘土、焼成は酸化焼成(1250℃/19.5h)です。



 ①ゴス幾何文様長角皿      高2.5、14.8×26.5


 ②ゴス幾何文様長角皿      高2.5、14.8×26.5


 ③ゴス幾何文様長角皿       高2.5、14.8×26.5


 ④ゴス幾何文様長角皿       高2.5、14.8×26.5


 ⑤ゴス幾何文様長角皿      高2.5、14.8×26.5


 ⑥ゴス幾何文様長角皿     高2.5、14.8×26.5


ゴス幾何文様長角皿(裏面)

高台は、電動タタラ機で10mm厚で作った粘土板を10mm幅に切ります。角の接着は、縦と横の粘土を45°にカットし、やや硬めのドベで付けます。粘土が軟いと一直線にならないことが多いので、ドライヤーで加減します。乾燥後、高台は、サンドペーパーで水平にし、周りを整えます。手間はかかりますが、高台を付けると皿の雰囲気が大分変わります。  

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🅿‐166.「ゴスアイヌ文様スープカップ」(白)・7点

2025-05-05 09:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

 上信楽粘土使用し、電動ロクロでスープカップを作りました。底には焼貫ゴスでアイヌ文様を描き、取っ手にはルリ釉を付けました。釉薬は3号透明釉。焼成は電気窯による酸化焼成(1250℃/19.5h)です。



➀ゴスアイヌ文様スープカップ    H5.5、径11.0


 ②ゴスアイヌ文様スープカップ    H5.5、径11.0


 ③ゴスアイヌ文様スープカップ    H5.5、径11.0


 ④ゴスアイヌ文様スープカップ    H5.5、径11.0


 ⑤ゴスアイヌ文様スープカップ    H5.5、径11.0


 ⑥ゴスアイヌ文様スープカップ    H5.5、径11.0

 
 ⑦ゴスアイヌ文様スープカップ    H5.5、径11.0



 ゴスアイヌ文様スープカップ    側面


 ゴスアイヌ文様スープカップ    裏面


上信楽粘土は真白い色でキメが細かく、絵付けするときには最適です。今回は、釉薬を厚く掛けていますので、ほんの少し黄色っぽく見えます。また、ゴスで描いた所が少しチルというかボケて鮮明な線が表現できないことがあります。今回は若干そのような傾向になったようです。これも要注意!です。 

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🅿‐165.「絵付舟形変形中皿」 4点

2025-04-11 07:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

  電動たたら機で作成した5mmの粘土板を、石膏型で型起こしたものです。彩色は、下絵具によるシンプルなデザインにしました。粘土は信楽上粘土、釉薬は3号透明釉を浸し掛けしました。焼成は15KW電気窯で酸化焼成(1250℃、19時間30分)しました。



 ①絵付舟形変形中皿      H5.5、15.5×31.3 


 ②絵付舟形変形中皿      H5.5、15.5×31.3


 ③絵付舟形変形中皿      H5.5、15.5×31.3


 ④絵付舟形変形中皿      H5.5、15.5×31.3

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🅿‐164.「下絵具変形長角皿」 4点

2025-04-10 07:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

 電動タタラ機で作成した5mmの粘土板を石膏型で型起こし、高台を付けたものです。彩色は下絵具で、黒色は黒化粧土、緑は織部釉Dで、木や葉は鉄絵具を塗り引っ掻いたもの。粘土は信楽上粘土、釉薬は織部釉の上に3号透明釉を浸し掛けしました。焼成は電気窯による酸化焼成(1250℃、19.5h)です。





  ①下絵具文様長角皿    高2.5、14.8×26.5



  ②下絵具文様長角皿    高2.5、14.8×26.5



  ③下絵具文様長角皿    高2.5、14.8×26.5



  ④下絵具文様長角皿    高2.5、14.8×26.5

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🅿‐163.「ゴス下絵付スペイン型大皿」(2/2) 4点

2025-04-09 07:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

 電動タタラ機で5mmの粘土板を作り、型紙通りにカットし、自作のスペイン絵皿から作った石膏型で型起こしました。素焼き後に、ゴスで文様を描き、3号透明釉を浸しがけしました。 粘土は白信楽粘土、  焼成は、15KWの電気窯による酸化焼成(1250℃、19.5時間)です。






 ①ゴス文様絵付け大皿     高3、径25


 


  ②ゴス文様絵付け大皿     高3、径25

 


 ③ゴス文様絵付け大皿     高3、径25 


 


 ④ゴス文様絵付け大皿     高3、径25 

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🅿‐162.「ゴス下絵付スペイン型大皿」(1/2) 4点

2025-04-08 07:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

 電動タタラ機で5mmの粘土板を作り、型紙通りにカットし、スペイン絵皿から作った石膏型で型起こししました。 素焼き後に、ゴスで元、 明時代の文様を描き、3号透明釉を浸しがけです。粘土は白信楽粘土、焼成は、15KW電気窯による酸化焼成(1250℃、19.5時間)です。





 ①ゴス下絵付スペイン型大皿     高3、径25





 ②ゴス下絵付スペイン型大皿     高3、径25




 

 ③ゴス下絵付スペイン型大皿    高3、径25  


 


  ④ゴス下絵付スペイン型大皿     高3、径25 

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🅿-161.「ゴス大皿の絵付け」完了

2025-04-07 07:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

 筒状花器の絵付け作業完了!といかず、まだ作業が続いています。今回も気分転換!と窯のスペースがあれば入れようと描いたものです。大皿の素焼きがあったので、トライすることにしました。 


 


 創作1・2の骨描き➡ダミをやった後なので、それほど抵抗なく描き始めました。3枚目は図案集からチョイスしアレンジしたもので、少しお気に入り!です。これは、布地を表にして描いたもので、今回の窯に入れることにしました。以前もtryしていますが、今回はどんな感じに焼けるか、楽しみです。

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