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Ⓚ-25.企画展「あさひかわの縄文遺跡」(於;旭川市博物館)見学へ

2023-07-22 07:00:00 | Ⓚ考古学から学ぶこと

 旭川の神居古潭地区から発掘された「あさひかわの縄文遺跡~神居古潭7遺跡の土器」が2023.4.22~5/28市博物館で開催されたので見学してきました。本企画展は、1991年、92年、94年の発掘調査で出土、復元した土器122点と土製品など12点の計134点が展示されているという。発掘された土器の表面の模様の特徴などから札幌や小樽の遺跡も見つかっています。このことにより、同地域との交流があったことが考えられます。




旭川市博物館前の広場



 この遺跡は、約3500年前ごろの縄文遺跡後期に作られたもので、主に土器を捨てる場所として利用されていたものと推測されています。




旭川市内遺跡一覧表


この一覧表は私にとって大変参考になりました。


上川盆地周辺の遺跡分布図
次に、私の関心ある地区を拡大しました。
👇

 神居古潭地区


 雨紛台地と神楽岡台地


雨紛台地を更に拡大
私が採取場所には🔴などの印はありません。


 春光台地区の台地


 桜岡地区




今回展示されている神居古潭7遺跡の位置


神居古潭のトンネルを過ぎ、芦別市に向かう交差点付近です。
興味ある人は地図を拡大してください。


遺跡分布内の時代別表記がでています。



発掘された遺物



 当時の人たちは、他地域との交流をどのようにしていたのでしょうか。まずその交通手段を考えました。神居古潭と札幌(約120Km)間には、石狩川が流れているので舟を利用したのかも知れません。舟でなかったらジャングルのような道なき道を進んだのかも。どのくらいの日数が?、移動した人数は?、途中の食糧は?。また、当時は物々交換の時代、神居古潭から何を持って行ったのか。結構大きくしかも壊れやすい土器をどうやって運んできたのか。もしかして、札幌方面から交易を目的に神居古潭に来たのかも?ーなどなど想像の翼を広げましたが、いつものことながら今回も堂々巡りでした。  

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