一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓔ‐10.沼田町へバイク友とツーリング(2/4)~化石体験館(恐竜化石編)

2023-05-23 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種
この化石体験館は、沼田町の市街地に「化石館」がありましたが、
2008年市街地から車で約15分の幌新地区に移転したものです。
まず、目についたのが「新属新種認定 ヌマタナガスクジラ

 
 左がヌマタナガスクジラ。


 骨格標本は全部レプリカですが、迫力いっぱいです。



デスモスチルス


 体長約1.8m、体重200Kgのカバに似た半海棲の哺乳類です。

一つの化石が見つかったことは、そこにものすごい数のデスモスチルスが生息していたことがー。化石になる確率は、ナント、2万分の1ということですから、2体、3体と見つかったら、単純計算で4万頭、6万頭が生息していたことになる、とのことです。



中生代白亜紀のアンモナイト


 アンモナイトは、中生代白亜紀の時代に生きていたものです。


 沼田にもこの時代の地層があり化石が採取されています。



 体験実習室


沼田町には、従来からヌマタカイギュウ、プロトミンククジラ、デスモスチルス、ヌマタネズミイルカの復元骨格がありましたが、移転をきっかけに12mのクビナガリュウ(タラソメドン)とモササウルス(ク リダステス)の骨格を購入したという。また、館内では、化石発掘疑似体験や石膏レプリカ作り、ミニ発掘などの体験もー。🔨

コメント

Ⓔ‐9.沼田町へバイク友とツーリング(1/4)~「化石体験館」見学(タカハシホタテ編)   2019.9.4

2023-05-22 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種
9/3、バイク友のO氏から、「明日、天気がいいのでツーリングに
行けそうだったら!ー」とのお誘いラインがあり、OKしました。
🏍 🏍
9/4、私の提案で、沼田町にある「化石体験館」に行くことにー。
天気予報通り絶好のバイク日和(最高気温;25℃)になりました。
深川から高速道路に乗り、沼田インターで降り、20Km走ると目
的地です。この化石体験館は、幌新温泉の向かいにあります。
この体験館来館の私の目的は、タカハシホタテを見ることです。


 これが、「沼田町化石体験館」の建物です。



 奥まったところに「タカハシホタテ」の展示コーナーがー。


どうして貝殻の一部がふくらんだりのだろうか? (答;展示パネルに)


 どちらを上にして生息していたのか? (答;展示パネルにー)


 ”タカハシホタテ”と命名したのは?ー。


 タカハシホタテの各部位の呼称。


 同じ種類のものがどこから採取されているかわかります。


 右のものが”普通サイズ”としてー。


 採取した地層により、硬さや色に違いがー。


 タカハシホタテはどうして絶滅したのか?


 どうして背中がふくらんでいるのかーの仮説です。


 展示室のパネルから。学生時代、採取に行った思い出の地でもー。


 成長するにつれふくらみが大きくなることがー。

さすが、高橋さんが発見(サハリンでー)した”タカハシホタテ”の本場!といった感じで、美形の大きな化石がたくさんありました。このタカハシホタテは、「新生代、第三紀、鮮新世」という時代区分に生息していたもので、今から200年万~510年前とのことーと。

コメント

Ⓔ‐8.バイク友とツーリング(8/8)~名寄市立北国博物館;高師小僧と鈴石

2023-04-27 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種

 私の士別・名寄の博物館訪問の主目的は、名寄や士別に多く産出する「高師(たかし)小僧」と「鈴石」を見学することでした。


高師小僧

 高師小僧とはー。


 高師小僧の薄片



鈴石


 鈴石とはー。

 



産出する場所


 この高師小僧は、豊橋市(愛知県)の「高師原」という場所でよく見られたことから、その地名が語源となったとのこと。今回は、特大の高師小僧と鈴石が見ることができ満足でした。

コメント

Ⓔ‐7.バイク友とツーリング(2/8)~士別市立博物館;アンモナイト、鈴石、高師小僧

2023-04-18 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種
 次に、アンモナイトの展示コーナーを見ることにしました。
 中生代のアンモナイト化石を中心として、新生代の植物や貝の化石も展示しています。士別周辺はあまり豊富に化石を産出するわけではありません。なお、アンモナイトは、蝦夷累層群」という地層から採集されます。

アンモナイト


 展示されているアンモナイトは、新種だったという。




大小のアンモナイトがいっぱい展示されています。


これもアンモナイトの種類です。


二枚貝の「イノセラムス」の化石


植物の化石もー(左)。陸地に近い遠浅の海だった証拠でも。



鈴石・高師小僧 


 士別、名寄地区では、鈴石や高師小僧が出土することで有名です。



岩石・鉱物など 


 いろいろな種類の堆積岩、火山岩、変性岩が展示されていました。


アンモナイトは、士別市の温根別北線地区から採集されたも のです。羽幌や中川、美深、名寄と「天塩山地」の一部に位置する士別からもアンモナイトが採集されることは、地理的に理解できます。8500年前という昔々、温暖な遠浅の海で生きていたアンモナイトの様子をイメージしながら見学できました。

コメント

Ⓔ-10.稚内へ1泊2日のツーリング(6/8)~「羽幌町郷土資料館」(地質学分野)  2022.8.11

2022-11-01 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種

 1泊2日の予定で、旭川➡中川町➡稚内(泊)➡留萌➨旭川とソロ・バイクツーリング中に立ち寄った「羽幌町郷土資料館」のアンモナイト化石の様子です。


 羽幌町郷土資料館は、1982年(昭和57年)に同町築別に開館し、1989年(平成元年)に羽幌町市街の現在の住所へ移転しました。

 羽幌町には中生代〜新第三紀にかけての地層が分布していますが、郷土館には大型のものも含む多種のアンモナイトをはじめ、イノセラムス、ハボロネズミイルカ、クビナガリュウ、クジラ、サメなど町内外で採取された化石が多数展示されています。

興味ある化石もあるが、産地が不明であったり、未鑑定のものがあることということです。なお、日本海に面した羽幌町から遠別町にかけては天塩山地を挟んで中川町と表裏の位置関係にあり、同じ種類のアンモナイト化石が産出しています。

コメント

Ⓔ‐9.稚内へ1泊2日のツーリング(3/8)~中川町エコミュージアムセンター;自然誌博物館 2022.8.10

2022-10-26 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種

 1泊2日の予定で、旭川➡中川町➡稚内(泊)➡留萌➨旭川とsoloバイクツーリング中、「中川町エコミュージアムセンター~自然誌博物館」に立ち寄りました。主な目的は、中川産のアンモナイト化石の展示と先住民の遺物を見ることです。



 この自然誌博物館は、中川町立旧佐久中学校の体育館を博物館の拠点施設として改装し、2002年に「中川町エコミュージアムセンター」としてオープンさせたものです。

 この博物館には、中生代から新生代の海成層が広く分布する中川町で発見されたクビナガリュウや大型アンモナイトなどを中心とした化石と地質、天塩川や中川の動植物などの自然が収蔵・展示されています。また、擦文時代から現在に至る中川の歴史なども知ることができます。

 まず、中川産のアンモナイト化石の展示を見学することにしました。 

 





👇

👇


 中川町のアンモナイトについては、昔々同町での採集経験がありまだ数点持っているので、大変興味深く観察しました。なかでも、異常巻アンモナイトの完全形が多数陳列されているのに驚きました。
 アンモナイトといえば、一般的に「丸いらせん巻の形をしたもの!」のイメージですが、異常巻アンモナイトは、形状から”棒貝”とか”六の字貝”といわれ、あまり見向きもされてきませんでした。私は、この異常巻アンモナイトは進化の過程や種類によるものーとは知っていましたが、ノジュール(化石を含む団塊)から原型を取り出すことは至難のワザ!と手を付けずにいました。それが、「中川化石会」の人たちの尽力できれいにクリーニングされて生息していた状態を再現されていました。これは、学術的に価値があり、専門家による今後の研究を期待したいところです。

コメント

Ⓔ-8.十勝管内へ1泊2日のツーリング(6/8)~足寄動物化石博物館(地質学分野) 2022.8.25

2022-10-04 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種

 2022.8.24~25、1泊2日で豊頃町長節湖までsoloツーリングしました。本ページは、2日目の8/25、「足寄動物化石博物館」を見学したものです。



 足寄動物化石博物館は、足寄町から産出している『足寄動物群』とよばれる約2500万年前のユニークな海生哺乳類化石を中心に収蔵・展示している博物館です。








北海道新聞 2022.9.30

謎がいっぱいの絶滅哺乳類である束柱類や原始的なクジラたちをはじめとして、カイギュウ、アシカ、アザラシ、ペンギンモドキなど、海に還った動物たちの進化を学ぶことができます。

コメント

Ⓔ‐7.十勝管内へ1泊2日のツーリング(3/8)~帯広百年記念館;「十勝平野の生い立ち」の部  2022.8.24

2022-09-28 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種

 2022.8.24~25、1泊2日で豊頃町の長節湖までsoloツーリングしました。途中、「帯広百年記念館」の「十勝平野の生い立ちの部」を見学したものです。



 帯広百年記念館は、1883年(明治16年)、開拓団体が現在の帯広を開拓を開始し丁度ちょうど100年目に当たる1982年(昭和57年)に建てらたという。常設展示室は第1展示室と第2展示室に分かれています。第1展示室では、「十勝の自然や開拓期のようすから農業王国・十勝へと発展するまで」、第2展示室では「十勝平野の形成から先住民であるアイヌの人々の生活の様子まで」を展示しています。



まず、「十勝平野の生い立ち」の部を
見学することにしました。






地球の歴史カレンダー





いいアイデアです。開拓がスタートしてから今日まで1秒とは⁉


 

十勝平野の生い立ちの概要

 広大な十勝平野は、約1千年前の日高山脈の誕生にさかのぼります。日高山脈誕生の頃の海岸には、デスモスチルスが栄え、その後も海の時代が続きホタテやクジラが繁栄しました。約100万年前には暑く火砕流が堆積し、約80年万年前からは平野中央部が湿原の時代を迎えます。その後、約50万年前になると、日高山脈や石狩山地が上昇した結果、平野には広い扇状地ができました。河川は、その扇状地を侵食し段丘地形が作られました。そして、7万年前からは氷河期を迎えることになります。なお、ここに住み着いた旧石器時代の人類は、今から2万年前という。

コメント

Ⓔ-6.三笠市立博物館~展示室1:白亜紀の世界と化石 アンモナイトと1億年前の北海道

2022-08-03 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種

6/21、バイク友と「富良野➨三段滝➡桂川湖➨三笠➨旭川」とツーリ
ングした途中
立ち寄った「三笠市立博物館」の様子をシェアします。



地球の誕生は、今から約46億年前のこと。海に中で生命が誕生したのが
約35億年前、そして生命が進化・適応し、これらの大小様々なアンモナ
イトたちが大繁殖して時代が1億年前(中生代白亜紀)という。とてつも長
い、遥か昔の時代のことです。その証拠が”化石”で証明されています。
さて、どんなアンモナイトがー。


世界最大のアンモナイトのレプリカ




展示室は、北海道産のアンモナイトを中心に約1000点の化石が展示さ
れています。これらの中には日本で最大の直径約130cmのアンモナイトを
 はじめ、国の天然記念物「エゾミカサリュウ」などの標本が含まれています。

コメント

Ⓔ-5.芦別市・三段滝の様子   2020.9.26

2022-08-02 07:00:00 | Ⓔ-地球の歴史/化石種

一昨年の9/26のこと。
全国的に天気がよく、旭川の最高予想気温が22℃で降水確率も
「0/0」と全く雨の心配がない秋晴れの天気になりそうです。
そこ
で、今年最後のツーリングか⁉と一人で走ることにしました。


この三段滝は、国道278号線を南下し、富良野市島の下から左
折し桂沢湖につながる国道452号の途中にあります
。   🏍

三段滝の様子




 ここが1段目の滝です。


 左が1段目、右が2段目の滝です。


 上が2段目、下が3段目の滝です。


 滝が終わった下流部です。


 3段目の滝の滝壺です。

 




 1段目の滝の上流部です。


 さらに上流部の様子。橋の上は水がたまり行けませんでした。

 三段滝は、堅い岩盤が地殻変動で上下にずれて河床が階段状になっ
た所を、川の水が滝(落差10m、幅7mほど)となり流れています。この
 滝は、単純な三層の滝ではなく、芦別川は複雑に層を成した岩盤を激し
  い勢いで流れており、小さいものを含めると10個以上の滝があります。

コメント