お斉（おとき）

３月初めに亡くなったお隣のおばあちゃんのお葬式が
今日ありました。
この地域の冠婚葬祭は、親戚やお近所のお手伝いが重要なので
みんなの都合に合わせて、冬期間に亡くなった場合は
火葬だけ済ませて、春、雪が融けたら葬儀
こういうパターンはよくあります。
葬儀が終わったら、四十九日を待たずに納骨するしきたりなので
雪の多いときには、お墓を雪の中から掘り出すことも
大変なので、春にする場合もあります。

そして、今日のお葬式
ダンナは、受付担当
私は、調理場担当ということで
夫婦そろってお手伝いにいくのも普通のことです。
とはいうものの、最近ご近所でお葬式がなかったため
久しぶりのお手伝いです。
告別式の場所は、近所のお寺
そのあとの精進落とし（ここでは「おとき」といいます）は
檀家さんたちで建設した隣にある建物で行いました。
数年前のお手伝いでは
数日前からメニューを決めて、買い出しから始まり
手分けして煮物、てんぷらなどいろいろ作って
お手伝いしている人たちみんなの分の食事を
数日分準備しましたものでした。
でも今回は楽チン～
当日その場のお手伝いのみで
セレモニーセンターからのデリバリーのだけなので
並べればＯＫ
デリバリーの人たちが、主導でやってくれるので
それをちょっとお手伝いしただけで、簡単でした。
時代とともに、進化したものです。

お手伝いすることがあまりないので、
お葬式にも少し参列したり、
普段ゆっくり話すことのないご近所さんと話をしたり・・・
娘が小さい頃は、お付き合いも多かったけれど
最近では、通りがかったらちょっと立ち話する程度だったので
久しぶりに子供たちの近況を話したり、昔話をしたり
なかなかいい時間でした。