
岐阜県可児郡御嵩町(みたけちょう)中に愚渓寺(ぐけいじ)があります。
大智山愚渓寺は臨済宗妙心寺派のお寺です。愚渓寺の創建は古く、応永35年(1432)頃に、臨済宗妙心寺派の義天玄詔(ぎてんげんしょう)が鈴が洞に愚渓庵を開創したのが始まりと伝えられています。
玄詔は室町時代中期の臨済宗の高僧で京都妙心寺、京都大徳寺の住持を歴任し、細川勝元の帰依をうけ京都竜安寺なども開いています。玄詔は臥竜と名付けた石庭を作庭し禅の世界を表現するとともに、修行の道場としての位置づけを与えました。
愚渓寺は東美濃の名刹として寺運も隆盛しました。永正3年(1506)に美濃守護・土岐政房により現在の寺号である愚渓寺に変えています。天保年間(1830-1844)に現在地に移され、二重塔(多宝塔)などを含めた伽藍が整えられ、石庭も再現されています。
寺宝が多く、愚渓寺二重塔(多宝塔)は御嵩町の指定文化財です。また、明叔慶浚頂相、足利義政御教書、覚書・1巻、寄進状・1巻、土岐政房禁制外・1巻も御嵩町指定文化財です。また、宝塚古墳は県の史跡に指定されています。
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