京都府京都市東山区泉涌寺山内町に泉涌寺があります。
泉涌寺は真言宗泉涌寺派の総本山です。仁和寺、大覚寺などとともに皇室ゆかりのお寺として知られ、御寺(みでら)と呼ばれています。本尊は釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三世仏です。
泉涌寺は、平安時代に弘法大師によって営まれた草庵・法輪寺に始まるという説と、斉衡3年(856)、左大臣藤原緒嗣(おつぐ)が神修(しんしゅう)上人に帰依して法輪寺を創建したという説があります。法輪寺はのちに仙遊寺と改められたそうです。
建保6年(1218)、宋から帰朝した月輪(がちりん)大師(俊じょう)が宇都宮信房(うつのみやのぶふさ)から寄進を受け、嘉禄2年(1226)に伽藍が完成しました。その際、境内に霊泉が湧き出たので泉涌寺と改めたそうです。
鎌倉時代の貞応3年(1224)、後堀河天皇により皇室の祈願寺と定められました。東山三十六峰の南端にあたる月輪山の山麓に広がる寺域内には、後堀河天皇、四条天皇の陵墓が築かれました。江戸時代には後水尾天皇以下、幕末の孝明天皇に至る歴代天皇が山内に葬られています。
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