旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

神童寺

2017年03月22日 | 旅 歴史
 京都府木津川市山城町神童子不晴谷に神童寺(じんどうじ)があります。
 北吉野山神童寺は真言宗智山派のお寺です。蔵王権現を本尊として安置しています。山伏の修業地として知られ、古くから奈良の吉野山と密接な関係を持つ修験道の霊地だったそうです。神童寺本堂は国の重要文化財で、十一面観音立像など平安時代中期の国の重要文化財の仏像6体も所蔵しています。
 聖徳太子が大観世音教寺と号して創建し、伝説の役行者(えんのぎょうじゃ)がこの山で修行した時、二人の神童の助力を得て本尊の蔵王権現像を刻み、神童教護国寺と寺名を改め、のちに神童寺となったそうです。
 泰澄(たいちょう)、行基、鑑真、良弁などの高僧が修行したといわれ、26僧坊を持ち、寺運も栄えました。その後、衰退し、興福寺の願安によって再興されたと伝えられています。治承年間(1177-71)の源平の兵火で堂宇を焼失しましたが、源頼朝が後鳥羽天皇の宣旨を奉じて再建したそうです。

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