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インテリアコーディネーターのブログ。
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12月14日 主婦のみなさま・・・これは必見です!!!

2006-12-14 | インテリア/建築
1986(昭和61)年、男女雇用機会均等法が施行されてから間もなくして、全自動洗濯機の第1号が発表されました(1988年「感じる愛妻号」by National)。

今では、洗濯は「ワンボタン」が当たり前。しかし、当初はその性能が信じられていなかったせいかその普及率は18%しかなかったそうです。

それから、今の新築住宅の仕様では当たり前になりつつある「食器洗い洗浄機」。こちらは、依然、全ての家庭で当たり前になっている。とは言えませんが、住宅設備の主流となりつつ製品でもあります。こちらは洗濯機以上に、その性能(=キレイに汚れが落ちるかどうか)に対する不信感や、電気代や水道代がかさむのでは?という間違った解釈が、その普及を妨げているような気もします。

実は、こちらの歴史は全自動洗濯機よりも古く、1960(昭和35)年に第1号の自動皿洗い機(「MR-500」by National)が発表されています。流し台の上における商品が登場したのは前述の法が施行されたのと同じ1986(昭和61)年のことです。

さらに、ノーリツからは、お風呂洗いの手間を省く、スイッチひとつの自動洗浄機能付きユニットバス
洗っときバス」なんて商品まで出ています。

そしてついに、2006年12月、「全自動おそうじトイレ」たるものがNationalより発表されました。
その名もアラウーノ

流すたびに、便器をキレイに。
日本初(2006年10月10日時点 国内タンクレス便器において)、全自動おそうじトイレ。


一般の主婦を対象に行われた調査で、ブラシを使ったお掃除回数 年104回という結果に対し、その手間を大幅に削減した1年でたった4回のお手入れで済むというこの便器。

その秘密は、3つの新技術にあります。

① 素材が陶器ではなく、汚れをはじく新素材(有機ガラス系)になった。



② 新洗浄方式の採用で、流すたびに、洗浄。
洗剤は、市販の台所用中性洗剤を利用。(使用頻度にもよりますが平均で3ヶ月に1度の洗剤補充が必要)
内蔵の洗剤タンクに補充するだけでOK。


③ ズバっと流す「スパイラル水流」。
しかも、現時点(2006年11月 国内タンクレス便器調べ)において業界No.1の節水力。INAX・TOTOを0.3リットル上回る「5.7リットル(/大洗浄  4.5リットル/小洗浄)」。と節電効果で、年間18,500円の節約を実現。





「ぜひ、オススメします!!!」
なんて、大きなことは、現時点では言えませんが、こんな驚きの商品も10年後には当たり前・・・。という時代もやってくるのでしょうか。
「便利」な時代がやって来た。と言ってしまえばそれまでですが、私はなんとなくこの「便利さ」の背景には、「ゆとりの消失」が関係しているようにさえ感じます。失われつつある「ゆとり」を取り戻すために、便利な商品がつくられる。それによって取り戻したハズのゆとり-空いたハズの私たちの時間は、一体どこへ消えていくのでしょうか。

気がつけば、2006年も残りわずか。今年もまた、本当に短い1年でした。この記事を書きながら、ぼんやりとそんなことを考えてしまいました。


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2 コメント

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Unknown (さぶ)
2006-12-14 19:17:28
「洗っときバス」「アラウーノ」
ネーミングには笑っちゃいますが、主婦にはありがたいですね。
風呂洗いは結構面倒で、たしかアンケートで主婦が一番旦那にやって欲しい家事だったように思います。

アラウーノはこれでトイレブラシが消えていく道具になって行くのでしょうね。
いずれトイレブラシが不要になった頃、子供にこれはなんでしょうと問えばどんな答えが返ってくることでしょう。
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Unknown (ogawa)
2006-12-15 09:50:51
私もお風呂洗いは大キライです。なぜかいつもビショ濡れになってしまいます・・・。そしてカビキラーの臭いにフラフラになってしまうことも・・・笑。

しかし、この「洗っときバス」。これの一般化はなかなか難しそうです。というのも、浴槽しか洗えないのです。メーカー側も販売にそれ程、積極的ではないように感じます。どちらかというと、ご高齢者や、体力的に毎日のお風呂掃除が困難な方の手助け的な役割のようでした。


ネーミングについては、他にもおもしろいものがたくさんあります。特に松下はこの手のものが大好きなようで、他社よりも数段多いように思います。

私もこういったわかりやすいのが大好きで、毎回ツボにはまっています。

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