がまかつさんの、かせいかだSPⅡ1.3です。
昨年、急に1.3mの竿が欲しくなり、衝動買いしました。
一度だけ使用したのですが、その時の印象があまり良くなく、海彦1.3に主役の座を奪われたまま、眠っておりました。
今年より、カセを利用させていただくことが多くなりそうなので、急遽出動となったのですが、この時期にカセで使用してみて、大分印象が変わりました。
以前は、筏でライン1号・オモリ無しでの使用だったのですが、風が吹くとラインがすぐガイドにマトワリ付き、イライラして釣りにならなかった記憶がありました。
今回は、牡蠣での大型狙いということで、ライン2.5号・牡蠣の半貝にて使用しておりますが、ラインが太いのでゴワゴワ硬い分ガイドにマトワリ付くこともなく、イライラせずに釣りができました。
ベテランの方から見たら?なんでしょうが、初心者の私の技量はこんなもんなんです。
そこで、使っていて感じたのですが、2.5号ラインの負荷を受けながら、変わらずアタリをキッチリと伝えてくるこの穂先は、実は凄いやないか・・・と、いうことです。
一度、上潮が早めに流れた時も、あまり流れの影響を受けていなかったし、風が吹いてもあまり気にならない。
ただ、穂先が硬いだけなのかと思いきや、アタリはキッチリ伝えてくるのです。
鈍いのに鋭い。。この竿の印象が大分変わってきました。
それに、軽いのに腰が強い。
未熟が上に、もう少しで食わず嫌い王になるところでした。
この冬は、じっくりお付き合いさせていただきます。
食わず嫌い、少しずつ克服してますね~。
バス釣りしかり、入り込めば入り込むほど、万能竿、万能調子はありえんなぁと思います。
いいとこ、悪いとこ、合うとこ、合わないとこがあって当然なのでしょうか。ここのところ落ち着いてきてますが、一時期、いろいろ竿が欲しくなりました。
相反するものに魅力を感じるところ「鈍くて鋭い」には共感できました。私の思いは、「もっと柔らかくて、もっと硬い竿」、を探し続けています。
釣りに関する道具は、少なくても1年間は使用してみないと、本質が分らない事を痛感いたしました。
年末に、「いらない道具を処分して!」と、うるさく言われ、アワヤもう少しで中古屋さんへ持っていくところでした。
もっと柔らかく・・・、、いいですね、夢のような釣り心地の竿でしょうね。
黒鯛工房さんの竿は、どうしてもビジュアル的に苦手なのですが、コストも含めて突き詰めていくと、胴の部分が長くて穂先部分は短くなるんでしょうね。たぶん・・・。