先日塗った緑の方の竿が思っていたよりキレイにできましたので、もう1本の竿も同様な感じに仕上げようかと塗り始めてみました。
先日塗った竿は、当初の思惑とは違いタマタマ上手くいっただけでしたので、再現できるかはやってみないと解りません。
塗った手順を何となく覚えているうちにやった方が得策かと思い、、再チャレンジです。
ピンクの方の竿は、カセ用で短い上にグラスを継いで作っていますので、小型用の割にはシナリません。
継いでいる先端側のチューブラーは、カシュ―の塗りを素地が透けて見えるくらいにペーパーで擦って極力薄くしています。
メーカーの竿のようにブランクスの素地の段階から、かかり釣り専用の物を得られれば良い竿ができますが、釣具店で手軽に購入できる汎用のグラスチューブラーを利用しています。
竿の用途やシナリ方の好みにつきましてはカシュ―やコーティングの厚さを変えてみたり、現段階では何だかんだと迷いながらガイドの数と取り付け位置で調整しています。
筆者の手元には、塗装被膜による竿の性質が顕著に違う2本の竿があります。
筆者の大型専用竿、「甲部2」と「甲部3サイトウ」(共に自作竿の名前)は、全く同じグラスチューブラーを使用しています。
リールシートから先端方向のスペックも大きく変わりません。
「甲部2」のチューブラーは無塗装で、薄いコーティングのみの仕上げです。
「甲部3」は、訳あって硬くてシナラナイ竿を作りたかった為に、カシュ―を厚塗りしコーティングもあまり削らずに残してチューブラーを塗り固めた格好で仕上げました。
アワセタ瞬間から、2本の竿の違いがハッキリと分かるくらいに、竿の硬さや弾力が異なります。
どちらかというと「甲部2」は、やさしく取り込める竿ですが、筆者としては塗料で多少重くなっても使っていて楽しいのは「甲部3」の方です。
汎用のグラスチューブラーも、工夫次第で色々可能性が広がります。
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