マギカのコミカライズ完結編です。
ハノカゲさん、とても頑張ってくださってます。
カバーを外すと、ギャグ短編が描かれています。こういうの、やってくれている作者さんって少ないので、非常に嬉しい。
ストーリーは基本、同じ脚本から派生させているので、TVシリーズと概ね、同じです。
でも、単なるコミカライズと異なるのは、この
同じ脚本から派生させている
ところですよね。
普通のコミカライズって、読んでも、「ああ、そうだよね」で終わってしまって、正直、買って読むほどじゃないことが多いのですが、このマギカのコミカライズは独自解釈、解釈というか表現があって、購入する価値があるのですよ。
例えば、杏子が魔女化したさやかと戦うシーンのラスト。
TVシリーズでは表現されていない、さやかが杏子を受け入れるシーンが描かれています。
これだけでも、杏さや好きには堪らないですね。
このシーン、いつも通り、うまい棒を差し出す杏子の手を、ぐっと掴む感じのさやかの手がいいのですよ。
また、まどかリボンを装着しているほむほむのデザインが、より、まどか寄りのデザインになっています。
TVシリーズよりも、さらにまどか大好きな感じが出てますね(笑)
ハノカゲさん自身が、TVと漫画は、平行世界ですよーと書かれておりますが、その通り。TVシリーズを知っていても、コミックスを購入する価値ありです!
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