憲法記念日は、日本国憲法の施行を記念する日。戦後、どういった経緯であれ新しい憲法が出来て良かったねというお祝いの日です。そんな今日の神奈川新聞は、まさに全力憲法特集。特別紙面まで加えて読み応えがありました。その中で特に印象的だったのが、首都大学東京教授 木村草太さん、東大名誉教授 樋口陽一さん、SEALDs 奥田愛基さんへのインタビュー記事(抜粋がこちら)。紙面3面を使ってじっくり書かれているのは、自民党の憲法改正の動きに対する警戒感。いま日本国憲法はひん死の状態になりつつありますね。戦争放棄も、言論の自由も、立憲主義も。国民主権だって危うい。安保法案強行採決の一件から、自民党の「目的のためなら手段を選ばない」やり方が先鋭化して、改憲問題もそうなるのではないかという気持ち悪さ。改憲したいという目的が先行し、必要性は本当にあるの?というもの。そもそも、改憲するなら主権者たる国民から要望が立ち上がり、それを国会が受け止めて議論するという本来の筋から完全に順番が逆の話しの進め方。国民不在もいいところ。こういう動きに対してきちんと新聞社としての考えを主張する神奈川新聞は正しいと思う。地元の購読者として誇りに思います。他の新聞を購読していないので、いま他の新聞がどれだけボリュームを割いてこういう紙面を作っているか分かりませんが、本来なら全国紙がこれくらいやらなければならないのではないでしょうか。神奈川新聞は以前から論説として安保法案や改憲、ヘイトスピーチなどについて継続的に意見を述べ続けている。僕が神奈川新聞を信頼する一番の理由がこれです。
「論を興し民主主義を体現する存在でありたい」
「ええ、偏っていますが、何か」で知られているかもしれませんが、一地方新聞の記者が署名入りでこうもきっぱり「偏ってます」というのは勇気が要ったんじゃないかと思います。だからこそ、僕は信じられる。そしてその偏った方向は、多くの善良な市民に寄り添っていると感じることが出来るから。そしてその意気に購読者としても応えたい。木村草太さんも今日の神奈川新聞のインタビューで「1人の民間人が思いつきで行動しても政策は変わらない。でも大事なことはそうした(政権に自分の意見をのませるという)大きなゲームとは別に私たちはもっと小さなゲームを闘っているということ。自分が言いたいことを、言いたいように言えているかというゲーム。例えば野球で、チームが勝つというのとは別に、まず打席に立ちヤジに屈せずバットを振れるかという極めて個人的なゲームだ」と言っています。ならば僕は「改憲反対」と言います。9条守れと。安保法廃止、安倍政権を退陣させよと。こんなブログで主張したって自己満足ですけど、1本のローソクの火が集まれば文字にも絵にもなると期待して。
・・・にしてもベイスターズは・・・。セ界の借金独り占めとは(号泣)。
「論を興し民主主義を体現する存在でありたい」
「ええ、偏っていますが、何か」で知られているかもしれませんが、一地方新聞の記者が署名入りでこうもきっぱり「偏ってます」というのは勇気が要ったんじゃないかと思います。だからこそ、僕は信じられる。そしてその偏った方向は、多くの善良な市民に寄り添っていると感じることが出来るから。そしてその意気に購読者としても応えたい。木村草太さんも今日の神奈川新聞のインタビューで「1人の民間人が思いつきで行動しても政策は変わらない。でも大事なことはそうした(政権に自分の意見をのませるという)大きなゲームとは別に私たちはもっと小さなゲームを闘っているということ。自分が言いたいことを、言いたいように言えているかというゲーム。例えば野球で、チームが勝つというのとは別に、まず打席に立ちヤジに屈せずバットを振れるかという極めて個人的なゲームだ」と言っています。ならば僕は「改憲反対」と言います。9条守れと。安保法廃止、安倍政権を退陣させよと。こんなブログで主張したって自己満足ですけど、1本のローソクの火が集まれば文字にも絵にもなると期待して。
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