岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

美容師のノルマと研修体制

2006年05月21日 | Weblog
最近よくあるおしゃれ系の大型サロン(美容室)。私が住む町にもそういうサロンができてきた。今そこで髪を切っているのだが、こういうサロンでは美容師やアシスタントに課せられたノルマが厳しく決まっているのだろうなぁと思う。ノルマとはいわなくても、売上が給与に反映されているのだろうなと思う。

直接きいたわけではないが、カットの相談ではトリートメントやヘッドスパなどカットプラスαを必ずすすめられるし、トリートメントをしてもらうことにするとあなたの地肌に適したケアなどといっておうちでもできるヘアケア製品を勧められる。これは給与や人事に反映される仕組みになっているのだろうなと感じざるを得ない。

ただ美容師さん、アシスタントさんも単に「いいですよー」といって勧めるのではなく、科学的根拠に基づき説明してくれるので、話は納得できるような仕組みになっている。結局、買わないんですが、アシスタントの人もよく勉強しているなぁと思わせられる。

ノルマやインセンティブの仕組みを取り入れて、美容師さんたちがきちんと顧客に説明できるようなヘアケアや商品に対する研修を受けているから、こういう大型店は儲かるのだろうなぁと思った。地元にあるようなサロンとはちょっと違うからね。

最近の美容師には、デザイナー的能力だけじゃだめなんだね。マネージメント力や設けるための力もないと上には上がれないし、自分の店も出せないのね。