岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

テレビアニメの影響

2006年05月23日 | Weblog
息子と近くの公園へ散歩に出かけた。公園にはおばあちゃんがひとり椅子にこしかけていた。子どもはいないのかなぁと見回すと、女の子がこちらに向かって走ってきた。うしろにはそのこのおばあちゃんがいらした。

その女の子は最初は恥ずかしがって近づいてこなかったけど、私がブランコに乗り出すと(息子を抱いたまま)隣にやってきておしゃべりするようになってきた。年齢を聞いてみると3歳とのこと。お名前はと聞くと…

「はじめまして。私の名前は日向咲です」

といって、丁寧にお辞儀をしてくれた。名前を聞くと、急に女性らしい口ぶりになり丁寧語で話し出すことにとても驚いた。。いまどきの3歳はおませさんが多いのかなぁと思いきや、彼女のうしろからおばあさんが「テレビの影響が強くて…」と話しかけてくださった。「日向咲」はアニメプリキュアの主人公の名前だったらしい。(^ ^;)

彼女はまだ保育園に行っておらず、同じ年代の子どもと遊ぶ機会が少ない。その分テレビにかじりついて見ていて本人になりきってしまうとおばあさんは話されていた。現実とアニメの世界がごっちゃになっている。けれど、なりきって遊ぶっていうのはこどもにはよくあること。お母さんごっことか、お医者さんごっことかね。それと同じなのかな。それともこんな幼い子にもメディアリテラシー教育って必要なのかしら。

そういえば夫は、仮面ライダーが大好きで、もしかしたら自分は本当に空から飛べるんじゃないかと思ったらしく、2回から飛び降りようとしたことがあったらしい。降りなくてよかったよ。