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岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

停電で知る異文化の差異!?

2006年10月21日 | Weblog
ハワイで停電のときのそれぞれの人の過ごし方はかなり違っていたと思う。私の場合は、阪神大震災の記憶がよみがえり、水の不足、食べ物の不足になるのではないかと思い、買い物に出かけた。(私の実家は酒屋をしているのだが阪神大震災のときは大勢の人が水を購入して一時的に水不足になった!)

ABCストアは長蛇の列だったので、ホテル近くの穴場スーパーに立ち寄り、水、ジュース(息子用)、シリアル、缶詰、クッキーやクラッカーなどを購入した。それを手に入れた段階で一安心の私たち。

ほっとしながら、帰り道を歩いていると、スーパーの近くでえらく騒ぎ声が聞こえる。そこにはBARがあり、「もう電気がつかないんだから、ビールでも飲もうぜ!」ってな感じで外国人の方々が大勢ドリンクタイムを楽しんでいらした。それをよこめに大量に水やら食糧やらを買い込む私たち日本人。ここでまずい文化の差異を一つ感じた。

その後、ホテルに戻り「停電で何もできないね」と話しかけると「ビーチは今も開いているから泳いでくれば?」と返事をいただく。これが10年前の私だったら「そうだね!」という感じで、その人たちと一緒に遊びに言っちゃうのだが、いまや一時の母。りっくんをつれて泳ぎにでもいって津波が起こったら取り返しつかん!おとなしくホテルで過ごしてました。ここでも異文化の差異を感じた。

でもこれって、異文化の差異でもないのかな。地震や停電を体験したことのない人たちが多かったから、その恐さとかそれに対する対処とかに違いがあったということになるのかな。どうなんでしょう。

ただ、BARには日本人は誰一人いなかった。