見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

読めること、調べることは未来の学力

2015-09-06 09:55:30 | 本や図書館

 全国学力テストの結果、島根の子供たちの学力は過去最低だったと新聞で報道された時、教師って変われないんだよなあと書きました。
 松江市議会の野々内議員のお世話で帝京大学の鎌田先生の講演会が開かれ、聴講させていただきました。鎌田先生は、「教師には変われない事情がある。毎回が本番だから確実性の高い授業を選択する」と。図書館を活用した教育、経験がないんですよね。


全国学力調査は都市中心の学力を重視?

 ニューヨーク州立大学教授のキャシー・デビットソンは、「2011年度にアメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」と言ったそうですが、同じような研究は他にもあるようです。
 こういう変化の激しい時代、しかも、リスクがさらに大きくなる社会。
 こんな時代だからこそ、一斉型授業で取り組む知識よりも、問題意識醸成力や問題解決能力が必要。ちなみに、微分積分を使ったことがある?って。

 もちろん、知識として知っておく、専門知識を学ぶ前提として必要性はあるにしても、日常使う基本的スキルの上に問題解決力やコミュニケーションスキルが必要ではないのか。
 全国学力調査は、都市志向、都市中心の学力を重視していないか?地域はどんな子供を育てたいのか、この地域の未来につながっているのかという視点が必要なのでは?

読めること、調べることは未来の学力

 学校図書館活用教育は、問題意識醸成力と問題解決能力の育成を図ることができる。
 読めること、調べることは未来の学力。
 図書館はインフラだが、インフラ整備が進んでいるのか?松江市は相当お寒い現状。
 資料購入費は昨年度の半額。昨年度の額は、全国平均の半分。ということは1/4(><)

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