ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ティリティリマタンギ

2011-09-03 | ペット・動植物
今日は朝から野鳥のサンクチュアリ、ティリティリマタンギへ。

こんなにかわいいフェリーで行きます。


遊んでばっかりいる夫婦ですみません
(でも週末だけねっ)

フェリーの名前は「ティリ・キャット」


船内の売店もこんな感じで、

船上からしてエコムード。


オークランドから1時間ちょっとの、ファンガパラオア半島沖。
ガルフハーバーからはせいぜい20分という近さ。



途中、イルカの群れが船の周りをピョンピョンピョンピョン

どこまでもどこまでもついてきて、もうたまらない可愛さ


フェリーを降りたら、ひたすら歩きます。

これがメインロード


写真を撮り撮り、かなりゆっくり歩いても4~5時間で一周できる大きさ。

海とフラックスって、どうしてこんなに合うんでしょう?


あちこちにトゥイがいて、NZ国花コーファイの蜜を盛んに吸っています。

一生懸命すぎてこんな逆立ちに


外海はどのアングルでも、ため息のでる美しさ。




ここは昔のマオリのパ(集落跡)のすぐそばのエメラルド色の入り江。

マオリはここからワカ(マオリの舟)を出したんでしょうか?


でも、パからはこんな絶壁

マオリパワーで駆け下りた?
ムリムリ~


歩いていると、すぐに飛び出してきたのが、

ファンテール


ノースに来るとやたらに見かけるトリ。

それもそのはず、自分から目の前に飛び出してきます。


手負いを追っているように羽を広げてヨロヨロしたり、

尾尻を広げたり、
よっ!芸達者


ちゃんとついてきてるか、

チラッと確認しつつ、基本的にはお尻を向けて前を歩きます
遊歩道を歩いていくところが立派!


人懐っこすぎて、こんな近くまで来て、思わず踏みそうになります。

(上は夫の足)



どうもこの「道を歩く誘導」は、近くに巣があるため、通過する私たちの興味をそそって巣から遠ざけようとしているのでは?

子どもの頃、「シートン動物記」で手負いを追ったふりをして敵をおびき寄せては巣を守る、野性の七面鳥(だったか)の話を読んだ気がします。一定距離を進むと急に身を隠すので、ふとそう思いました。


そうでないとファンテールは周りをヒラヒラフラフラ蝶のように飛んでは、けっこう長い間ついてきたりします。これは単に遊んでるだけ?
愛嬌のある動物臭いトリです


途中、ネットを張っている学生の一群に遭遇しました。

「研究のためにカカコを捕まえている」と言っていました。


「昨夜は1羽捕まえたの!」
う~ん、なんとなく道程が遠そう
野鳥のためにも、がんばってくれたまえ。


さすがエコロジーを志す学生さん、

フラックスの敷物なんてイイじゃな~い



しかし、見かけたのはトゥイとファンテールだけ。
この島ならではのトリはどこだろう?
(そのうちつづく)

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