ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

今年はNZのブロックチェーン元年?

2018-03-16 | 経済・政治・社会
ビットコインというよりブロックチェーンの仕事を始めた善(20歳)。



具体的に何をしているのか全然知りませんが
ブロックチェーンやスマートコントラクトのリアルを知ると、
監査法人やコンプライアンスが旧世界に見えるらしいです


よくブロックチェーンはインターネット並みの革命に例えられますが
今やネットで当たり前にできることが、以前は電話や書類で
時間をかけ、人為的ミスも多々ある中マニュアルでやっていた
というような感じなのでしょうか。


今週はブロックチェーン協会のパネルディスカッションや
オークランド大学にもできたブロックチェーン同好会(かな?)
にも顔を出し、いろいろ関係者に会ってきたようです。
どっちも100人以上を集めてなかなか盛会だったとか。


今年地方の大学を卒業したある生徒は、学生時代から頭角を表し、
ブロックチェーンがらみの仕事で引っ張りダコとなり、
卒業前から年収十数万ドルのオファーをもらって働いては
すぐに別の会社からヘッドハントされ、ということを繰り返し、
卒業直前の仕事は年収20万ドル以上だったそう


でも生徒は大手監査法人から1年前に内定をもらっていたので、
年収20万以上の仕事を辞めて、監査法人に入ったそう。


えぇぇぇえ
そんなことってあるの?


「お金じゃなくて1年前に仕事が決まってたから、一応行ったみたい。
今はどこの会社がどんな仕事をオファーしてくるか待ってるらしい。
自分が一番やりたいことをオファーしてきた会社に行くんじゃない?
そこだってどれぐらい続くかわかんないけど。」


本人にチラリと紹介されたそうですが、
「キレイな人だった。キウイってああいう人が好きなんだよね~
という実に素朴な感想


善も去年4月に内定をもらっていましたが、その時はまだ
ビットコインのバイトを始めておらず何も知らなかった状態で、
その後1年未満で自分も業界も驚くほど変わってしまったそう。


内定先に一応行ったものの、今の会社のボスからは、
「絶対1ヵ月もたない
と太鼓判を押されていたそうで、
2週間半しかもたずに円満退社


親は旧世界に留まっていても、
日本の温(24歳)もしっかりコレ系の仕事にかかわっていて、
兄弟揃ってトレンドは押さえているよう(笑)


善は去年から、
「ビットコインの値段なんかどうでもいいんだよね。
大事なのはブロックチェーン

と言ってましたが、世の中確かにそうなってきているようで、
ビットコインが1万割れで推移していてもニュースにさえならず。

(※こんな記事も)


20世紀の終わりに、インターネットの到来で感じた
日進月歩という言葉が20年ぶりに蘇ってきました。






この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キッチンの居候 | トップ | 今年はイケそうな気がする »

経済・政治・社会」カテゴリの最新記事