ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

アンザックのソフトランディング・シナリオ

2018-08-10 | 経済・政治・社会
NZとオーストラリアの中銀総裁が口を揃えたように
利上げは2020年以降
と言い出し、NZドルも豪ドルも急落


両国とも史上最低金利からの出口戦略どころではなく、
ここからさらに1年以上低金利が続くかも、という予想。


両国ともに移民政策を厳格化し、雇用市場はそこそこタイト。
銀行の与信審査も厳しくして、資産バブルを抑制した上で
低金利を継続、と


まったく同じシナリオで加熱した経済を軟着陸させようと、
あの手この手


経済はそこそこ堅調、賃金の伸びとインフレは低位安定。
雇用市場もタイトとはいえ、その実はフルタイムの仕事を
みんなで分け合って失業率を抑えるような状況か。
確かにこれだと所得は伸びないけれど、失業もしない

果たしてそんなに上手くいくものなのか?


NZから行くとシドニーやメルボルンのバブル感は半端なく
「これでも不動産価格が調整してるの
という感じでしたが、あれでも(笑)調整にかけては
NZに比べて一日の長があるのではないかと


NZは中銀総裁の
「次の見直しは利上げも利下げもありうる」
という発言にこの動揺ぶりって、どれだけバラ色の絵を描いてた?
しかも、記憶違いでなければ総裁の「利上げも利下げも」発言は
これが初めてではないはず。


残りの人生は豪ドルを見つめてとか言うまでもなく、
毎日見てます(笑)


こんなだった日足は



あっさり上放れ



さすがに今日はアンザックともに大荒れで

対NZドルでの豪ドル上昇も一服


2016年6月から家計を不況対応にしてきた、さいらん家。
NZは新政権になり、景気も不動産相場もすでに峠を越え、
NZを見送る分、海外投資に出て行くとは計算外でしたが、
(※計算外すぎ
NZに対してはかなりベア、政権交代で超ベアに。


まぁ、景気も人生も山あり谷あり
半世紀以上生きてくれば、どっちも何度も経験したわけで、
地道にこつこつやっていきましょう。






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