ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

友情は苦しみも半分にする

2021-07-05 | 移住生活
家の売買の話が続きますが、
その周辺でいろいろ見えてき
た事も興味深く思いました。


あまり人に頼らず、なんでも
自分で、自力でときたせいか


友情は喜びを2倍にし
悲しみを半分にする



という格言を知ってはいても
実感したことがほとんどない
まま結婚して、子どもを持ち


夫は喜びを2倍にし
悲しみを半分にする

家族は喜びを4倍にし
悲しみを4分の1にする



というのはとことん経験済みで
したが、今回の家の件で知った
友情は苦しみも半分にする
という新しい発見


「家、売れたの?」
「新しい家は見つかった?」
「引っ越しはいつ?」
「なにかと大変でしょう」
と会うたび、連絡を取るたびに
気に掛けてくれる人たちが、特
定の限られた人たちなのです


ボランティア仲間や知り合いに
同じように状況を伝えていても
反応がある人・ない人、覚えて
いてくれる人、顛末に興味があ
る人、話が1回で終わり顛末に
興味を示さない人、その話題を
避けて別の話になる人などなど


「家の売買って大変なのね」
という同じような一言でも心に
響く人とそうでない人の違いが
よく判り、おざなりな言葉なの
か心からの言葉なのかが驚くほ
ど判って、自分でもビックリ


人を労わる時やお見舞いの言葉
を掛けるときは自分も気をつけ
ようと、心から思いました。


心からの言葉は心に響くもので
緊張を強いられる長期戦という
苦しみを半分にしてくれます。
これは今回本当に実感しました。


おざなりな言葉は耳には届いて
も心には届かないものらしく、
「いくらになるのかしらね」
「大儲けなんじゃないか
「売買同時なんてできるの?」
という声にならない冷かしが届
いたりして心が安らげません。


知り合いでも友だちとは限らず
友情を感じない人は友だちでは
ないんだな、というのも納得


こうして周りの人を再び眺める
と誰が友だちで誰が知り合いな
のか自然と見抜けるようです。


誰が友人なのかが判ることで、
友人が困っているときには同じ
ように心に寄り添える自分であ
りたいとも強く思いました。


契約も成立していないのに(笑)
不動産エージェンから贈られた

花束


「いいから取っときなさい

季節外れのチューリップが満開


みんな、ありがとう
がんばります



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