無彩色のなかを行く

今朝はこの冬一番の霧でした。

谷向こうのポニークラブどころか、谷のこっち側も見えない。


走りに行こうかと思っていましたが、

カメラを持ってウォーキングへ


びっくりするほどの視界のなさ

1km先まで見通せないと霧
見通せたら靄（もや）
だそうですが、余裕で霧でした。


見慣れた光景が



山水画の世界に



家々が冬眠しているよう。



水面の境界線すらはっきりしません。



でもなんとも言えない美しさ。



そんな無彩色な中にスススーと現れたカモ

霞んでいても鮮やかに見えます。


たわわのレモンも

小さい木なのに驚くほどの量の実。色も鮮やか


こんな瑞々しい緑も

モノクロームな中ではかえって鮮やか。


この辺だけがカラーになったよう。



「ボクもカラー」

座り込んでいた、可愛い子ちゃん


緑がなんでキレいなんでしょう。



初緑もイキイキ



緑とモノクロームが交わっていた



冬休み中の小学校



しっとり濡れたマリア像のローブの色が

たまらなく美しい


そして最後は

今日の1枚だった
クモの巣
（※ファインダーをのぞいていても、色が薄くて見えませんでした）



やっぱり今日は

歩いて正解でした。