ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ひつまぶしまで

2012-08-28 | 料理・食べ物・外食
今日は夫とウナギを食べに行きました。


予約を入れてお願いしておいたので、朝まで泳いでいた新鮮なウナギ。
日本で見慣れたサイズよりもかなり太くて長い、天然モノというか、
「その辺泳いでるヤツ!」
というオーナーの解説に大笑い。確かに近所の川にもウナギはいます。


今日のウナギは外洋に出る前の比較的若いものだそうで、ノースランドでマオリが専用のワナを仕掛けて、最後は手づかみで捕まえるんだそう。
マオリ、エラし




お任せだったので、出てくるまで「白焼き?蒲焼?」と思っていたら・・・・・


ひつまぶしでした 


NZでひつまぶしが食べられるなんて
(他にも食べられるところがあるかもしれません。まず和食に行かないので知らないだけかも)


そのままでも、
薬味を載せても、
お茶漬け(今日のはダシ汁でした)にしても、
美味しいだけでなく、ひつまぶしならではの楽しいランチでした
ウナギ大好き星人の夫も、大・満・足!



夫と知り合ってからこんな風にウナギを堪能したのは、結婚当時住んでいたシンガポールのシャングリラホテルの「なだ万」か、小田原城近くの小さなウナギ専門店(名前は失念)で、帰国した時に子どもたちを小田原城の小さな遊園地で遊ばせた後の、親のお楽しみでした。


海外でも冷凍した蒲焼は簡単に手に入るのですが、ほとんどが中国産で、
香港に住んでいるときは水銀含有量の抜き打ち検査で一番引っかかるのがウナギの蒲焼でした。しかも、その数値たるや、
「何もそこまでして食べなくても~
という高さだったので(ノルウェーサーモンもよく引っかかってました)、
我が家の食卓からウナギが消えて、早20年近く経ちます。


外食でも海外の場合、出所は中国ですから、事情は同じではないかと思い、それっきりウナギを食べることがなくなりました。


なので、今日のウナギは私にとって15年ぶりぐらいかもしれません。
(夫は台湾出張のたびに有名なウナギ専門店に通っていました)


今日のひつまぶしまで、背後にこんなストーリーがあるだけに、格別な想いで堪能しました。これからこの時期の年に1回のお楽しみになりそうです。



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Vol.0596  ~不動産チャチャチャ:不動産屋の女たちⅢ~ 

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