ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

一石何鳥?

2007-07-13 | 趣味・ボランティア・チャリティー
いつもお話しているとおり、私は毎週半日チャリティー・ショップでボランティアをしています。すでに半年以上経ち、生活の一部となりました。軽い気持ちで始めたものの、今やもう辞められません。
「えぇ、もう頼まれても辞めるもんですか!」
てなもんです*▽*

というのも、ここに来てすっかり買い物嫌いになってしまった私にとり、買い物から解放してくれるボランティア先はまさに天国 
引きも切らずに届く寄付の品から、日用品や衣類などほしい物を瞬時にピックアップして揃えてしまうことができる、夢の場所 

(資本主義の権化、競争原理の頂点と言ってもいい「買い物天国」の香港暮らしが長かった私にとり、流通・小売りの非効率を消費者が負わなくてはいけないNZは「買い物地獄」なのです。しかも1つの物を買うにもいちいちクルマという不経済@@)

価格はどれも数百円台。1000円を越えるとかなり高額商品となります。誰かが使った中古品であることに抵抗がなければ(けっこう新品もありますが)、こんなに素晴らしい消費の場は他にないでしょう。1週間に1回しか行かなくてもこの頻度で出会いがあるのですから、頻繁に顔を出していたらスゴい打率では?

中古品の再生で環境に優しく、
破格なので家計に優しく、
売上金が寄付になり、
ついでに手持ちの物が処分でき、
安く買えるという安心感が持ち物の処分を進め、
買い物に出る手間が省け、
同じ品が他で安く売られていて口惜しい思いをすることがなく、
思いがけない品々を見ているだけでも面白く、
目にしているうちに、クリエイティブな使い道のアイデアが沸き、
物を大切にすることを身をもって子どもに教えられ・・・


と、その恩恵は
一石十鳥!

・・・を超えますね、私の場合。

(自分では絶対に考えつかない独特な色合いのお皿もセットで→)

無心になって肉体労働をする(仕分け・搬入など)清々しさがあり、
ボランティア仲間とのたわいもない世間話で笑い転げ、
お客さんとも顔なじみになり、道でも声をかけられ、
コミュニティーの一員としての自覚に目覚め、
ボランティアを自然に生活の一部にでき、
多肉植物にハマる口実になり
(寄付用多肉の話はコチラで)、
世界中から集まる品、アンティーク、手作り品で目の保養になり・・・
と、数え上げたら切りがありません。

(←ステンシル風なハンドプリントと青いラインに立体的に浮き出た黄色のドットがツボでした。1枚2ドル、約200円)




それはそれは素晴らしいインドのサリーが何着も出たときは、芸術品として買占めたいくらいでした。(グッとこらえましたが、今でも後悔してます><;一期一会でした)

真冬のNZですが、気分はすっかり春夏物に移行している私には、脈絡なく季節度外視で出てくるファッションアイテムは貴重。
「夏までに手に入れたいな~♪」
と思っていたメッシュのメタルベルトを、今日は金銀2本とも手に入れてしまい、気分はかなりVサイン´m`v

次はこ~んな感じで派手色エナメルのミュール狙ってまーす´m`;