「面白いから読んでみて。」
クリスマスの数日前、夫が耳打ちしてきた息子たちのサンタへの手紙。何日か前から暖炉の前にたたんで置かれていたのは知っていましたが、私宛でもなし、手紙は手紙、私信ですからそのままにしていました。
しかし、封筒に入っているわけでもなく、そのへんの紙に書いて二つ折にしてあるだけ。読もうと思えばいつでも読めます。掃除機をかけるついでに手に取ったので、とうとう読んでみました!
ジャジャジャ、ジャーン!
「なんで日本語ぉ?」
いきなり開けたのは11歳の温の分。「サンタへ」とぶっきらぼうで平仮名とカタカナばかりながら、
「ニュージーランドのみんなは11さいがさいごのクリスマスだって言っています。で、さいごのプレゼントだからけっこう大きいプレゼントにしたいんです。」
と、切々と訴える日本語。
「ぼくはよくばりかもしれませんがほしいのはSONYのPSP(playstation Portable)です。これが写しんです。
(広告の切り抜き写真が張ってあります)
どうかぼくのクリスマスをすごくいいクリスマスにしてください。
温より」
11歳(普通は小学校6年生)が最後のクリスマスとは!
初耳ながら、ここではそういう慣わしなんでしょう。そこを上手く伝えた内容で、さすが中学生。普段は絶対書かない日本語であることも、何かを物語っています!
さて8歳の善は?
“To Santa, Santa I would want to get a Xbox…”
と、これしか書けない、英語できました。オイオイ、いきなりだけど、“I would want to get”じゃなくて“I would like to have”なんじゃないのぉ?
「これはボクの3回目で、最後のクリスマスです。」
ともあります。
「兄貴に来なくなるということは、ボクにも来ないTT」
と踏んでいるようで。なかなか健気。やはり広告の切り抜き付きで、“This is a Xbox.”という吹き出しまで付いています(笑)
「追伸」まであって、
「Xboxは大きすぎてボクのソックス(サンタのプレゼントを入れてもらうために掛けておくクリスマス用)に入らないと思います。」
ともあります。(クスッ)
2人とも徹底的にゲーム路線で行くようです。
さて、サンタからの2人へのプレゼントは―――、
オールブラックスのレプリカジャージでした。
善はそれなりに喜んで1日着ていましたが、温はがっかり。袖も通さないでさっさとしまい込んでいました。残念だけど、またどうぞ。
きっと来年もサンタは来るよ、あなたたちが信じていればね。
クリスマスの数日前、夫が耳打ちしてきた息子たちのサンタへの手紙。何日か前から暖炉の前にたたんで置かれていたのは知っていましたが、私宛でもなし、手紙は手紙、私信ですからそのままにしていました。
しかし、封筒に入っているわけでもなく、そのへんの紙に書いて二つ折にしてあるだけ。読もうと思えばいつでも読めます。掃除機をかけるついでに手に取ったので、とうとう読んでみました!
ジャジャジャ、ジャーン!
「なんで日本語ぉ?」
いきなり開けたのは11歳の温の分。「サンタへ」とぶっきらぼうで平仮名とカタカナばかりながら、
「ニュージーランドのみんなは11さいがさいごのクリスマスだって言っています。で、さいごのプレゼントだからけっこう大きいプレゼントにしたいんです。」
と、切々と訴える日本語。
「ぼくはよくばりかもしれませんがほしいのはSONYのPSP(playstation Portable)です。これが写しんです。
(広告の切り抜き写真が張ってあります)
どうかぼくのクリスマスをすごくいいクリスマスにしてください。
温より」
11歳(普通は小学校6年生)が最後のクリスマスとは!
初耳ながら、ここではそういう慣わしなんでしょう。そこを上手く伝えた内容で、さすが中学生。普段は絶対書かない日本語であることも、何かを物語っています!
さて8歳の善は?
“To Santa, Santa I would want to get a Xbox…”
と、これしか書けない、英語できました。オイオイ、いきなりだけど、“I would want to get”じゃなくて“I would like to have”なんじゃないのぉ?
「これはボクの3回目で、最後のクリスマスです。」
ともあります。
「兄貴に来なくなるということは、ボクにも来ないTT」
と踏んでいるようで。なかなか健気。やはり広告の切り抜き付きで、“This is a Xbox.”という吹き出しまで付いています(笑)
「追伸」まであって、
「Xboxは大きすぎてボクのソックス(サンタのプレゼントを入れてもらうために掛けておくクリスマス用)に入らないと思います。」
ともあります。(クスッ)
2人とも徹底的にゲーム路線で行くようです。
さて、サンタからの2人へのプレゼントは―――、
オールブラックスのレプリカジャージでした。
善はそれなりに喜んで1日着ていましたが、温はがっかり。袖も通さないでさっさとしまい込んでいました。残念だけど、またどうぞ。
きっと来年もサンタは来るよ、あなたたちが信じていればね。