ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ロトルア13回目行:フライパン湖

2023年01月13日 | 北島:ロトルア

2021年8月のロトルア2日目


初めて訪れたワイマングにあ
るフライパン湖は世界最大の
温泉湖だそうで、遠目でも

谷間でモクモクやってます


この写真はタラウェラ山の噴
火から5ヵ月後の1886年11月
のもの。植物の姿はまったく
なく、クレーターには雨水が
溜まって湖になっています。



1900~04年にかけて今度は
ワイマング火山渓谷で間欠泉
が噴き上げ、地熱活動が継続



1910年頃には間欠泉を見に
行く観光客はフライパン平原
を歩いて観光していましたが



1917年にはフライパン平原
が噴火し、2週間で世界最大
の温泉湖フライパン湖出現



周辺の山々からも湯気が立ち



初めて目にする幻想的な光景



光、風、水深、地形、遠近な
どで、綿毛のような湯気はさ
まざまな表情を見せてくれ、



同じ湖とは思えないほどです。



湖底が見えたかと思えば



すぐにかき消されてしまい、



湖面の色もみるみる変わり



見飽きることのない不思議な



ショーが無音で繰り広げられ



そのすべてが柔らかく温かい



フライパン🍳の名前の由来が
かろうじて実感できた場所。



かつての間欠泉の辺りです。



それでもファンテールがいて



水温の高さに藻も繁殖する

自然の適応力の強さに感心。


インフェルノ・クレーター湖

38日周期で水が溜まったり引
いたりする間欠泉のような湖


満水になるとあそこまで水位
が上がるらしく、シリカが白
壁のように固まっています。

水位が低いときは水温35度、
高くなると75度になるそう。


シリカテラス

藻と相まってアートのよう。


水路の先には



タラウェラ湖



ボートツアーもありました。



噴火から30年以上も続いた地
熱活動は過去となり、今は青
く静かな豊かで穏やかな場所



園内はバスが運行しているの
で、帰りはドライバーと四方
山話をしながら戻りました。



次回はぜひボートに乗ろう


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ロトルア13回目行:ワイマング・ボルケニックバレー

2023年01月12日 | 北島:ロトルア

昨年中に2021年の旅行記を
書き上げたかったものの目標
達成ならず。17ヵ月遅れの
トルア旅行記
を再開します。


一時は3年遅れが見えそうな
ほどだったので、1年遅れが
見えてきたのは嬉しいです。


=============


2021年8月のロトルア2日目


初めての場所ワイマング・ボ
ルケニックバレー
という所へ


前回のロトルアでハムラナ
知り、マオリ部族が自分たち
の所有する景勝地を有料で公
開している観光地巡りもいい
かもしれないと訪ねました。


ここは1886年6月10日という
始まりの日がはっきり分かっ
ている、『世界で最も若い地
熱生態系』なんだそうです。


なぜ誕生の日がわかっている
かというと、その日に起きた
タラウェラ火山の噴火により

(※噴火に関してはコチラでも)


その後の4年間で15ヵ所のク
レーター湖ができ(うち7ヵ所
は温泉)、それらがロトマハナ
湖に注ぐことで、ワイマング
火山渓谷が形成されたため。

(※1番上がロトマハナ湖)


1900~04年にかけてはワイ
マング間欠泉がほぼ36時間お
きに噴き上げるという事態に



最大で高さ400mにも達したそ
うで、比較がなんとも素朴

エンパイアステートビル並み


1915年にロトマハナ湖周辺に
最初の植物が観測され、この
地に再び生命が宿りました。

(※抹茶色のサザンクレーター)


2年後の1917年にはフライパン
平原が噴火し、2週間で水が溜
まり世界最大の温泉湖フライパ
ン湖ができあがったそうです。


あれのことかな



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自分で自分を見た初夢:夢に癒される

2023年01月11日 | 夢の周辺

昨年の暮れ、私は3年ぶりに
日本を訪れていました。コロ
ナの渦中に亡くなった父の墓
参りと、特養にいる母の面会
のためでした。しかし、母自
身がちょうどコロナに感染し
面会はかないませんでした。


父方のいわば本家である父の
妹が住む家を訪ねているとき


「みこちゃんはNZでアパート
経営なんかしていて、なかな
かしっかりしてるんだ、って
お兄さんが言ってたわよ。」


滅多に人を評価しない父にし
ては珍しいなと思っていると


「あれで男だったら頼もしか
ったのにって言ってたわ。」



=============


初夢のガム売りの少女と同じ
6、7歳頃の私は母から執拗に
「出て行け出て行け」
と追い詰められていました。


それが私の存在を消そうとし
ている言葉であることを感覚
的に理解していた私は、母本
人よりも、家という居場所を
奪われ、消されようとするこ
とを本気で恐れていました。


そんなときでも父は見て見ぬ
ふりで何も言わず、父の沈黙
もまた恐ろしいものでした。


母が私の存在を否定し続けた
のは、長男の嫁でありながら
跡継ぎの男子を生めなかった
からだと確信したのは、自分
が50歳に近づいた頃でした。


では、沈黙を押し通した父は
どう考えていたのでしょう。


長年の疑問の答えは、本人が
鬼籍に入った後に叔母の言葉
を通じてもたらされました。


=============


愛のない寒々とした家庭どこ
ろか、見た目には何の問題も
親の落ち度もなく見える状況
こそが、子どもにとっては辛
く、救いのないものでした。


救いのなかった7歳の自分を
還暦の自分が夢で癒している
と、同じ少女が出て来た夢、
競馬場の盗人で思いましたが


親がいなくても他人から愛を
注がれ
逞しく生きている夢の
中の7歳の自分こそが、実は
還暦の自分を癒しているのだ
と気づきました。私の還暦は
あと1ヵ月で終わります


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自分で自分を見た初夢:注がれる愛

2023年01月07日 | 夢の周辺

2023年は豪華3本立初夢


カステラ
ガム売りの少女
半貴石のスイーツ

(※ナゼ正月早々コレなのか)


その中でも特に印象的だった
のは夢の中の「私」が6、7歳
の自分自身を見ていることを
知っていた、ガム売りの少女


それこそ食い入るように見て
いたものです(笑)見ている位
置も夢によくあるポジショニ
ング
、地上から2ⅿぐらいの
全体を睥睨するような位置で
はなく、地べたに座る少女と
同じ目線で「私」は椅子の下
に潜んでいる気がしました。


なので見えるものは通り過ぎ
る人の脚や自転車のタイヤ、
舗装されていない埃っぽい道
の表面などで、少女と限りな
く同じものを見ていました。


「私」の目は自分の笑顔に釘
付けでした。1人で薄汚い格
好で物乞いのような生活をし
ていても笑顔は本物でした。


時折りひらりひらりと落とさ
れる、少女の位置からでは降
って来る小さな、湿った、薄
汚れた紙幣。硬貨というもの
はその価値よりも製造コスト
の方が高いので、途上国では
少額でも紙幣が使われること
が多く、施しは無音でした。


少女が手を揺らしながら上を
向いてニコニコしているのは
おカネが降って来るからでは
なく、赤の他人が無言で自分
を気遣ってくれるからです。


「ここにいればなんとかなる」
という現実は、少女にとり大
きな安らぎと安心でした。そ
の場を追われない限り6、7歳
にも生きる術がありました。


汗と涙と屋台の食べ物の汁が
しみ込んだ、ふにゃふにゃで
臭うような紙幣は愛でした。


見返りを求めずに注がれる、
世界中のすべての子どもたち
が受けとるべき、愛でした。


私を見ているだけあり「私」
は少女が感じていることが手
に取るように判りました。還
暦まで生きた者として、少女
の感情を解き明かすこともで
き笑顔の意味を理解します。


そして、座っているだけでお
カネがもらえるのは子どもだ
からで、その時間が限られて
いることを少女が判っている
ことも、「私」は気づいてい
ました。小さな渡世人です。


それでも今は、見知らぬ人た
ちから注がれる愛に甘んじて
いてもいい。それは、競馬場
の盗人
が水浴の水のようにた
っぷりと愛を注がれていたの
より、さらに感動的でした。


お互いどこの誰でもいい。い
たいけない子どもは誰であっ
ても守られ、愛されるべき



蔑まれるような姿の自分に注
がれる愛は尊いものでした。


この夢には伏線がありました。
(つづく)

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夢見:半貴石のスイーツ

2023年01月06日 | 浅き夢見し

2023年の3本立初夢の3本目は
2日の夜に見た旅行の夢です。


=============


「私」と夫はNZらしい国の最
南端にある島に来ています。


実際にスチュワート島という
オーロラが見られる島として
有名な秘境がありますが、そ
こかどうかはわかりません。


なんとなく隣国オーストラリ
ア最南端の島タスマニアが舞
台だったような気がします。


とにかく非常に風水の良い、
身も心も清らかになるような
感じがする場所に思えます。


緑多い島を歩き回ってさんざ
ん楽しみ(←いろいろあっても
覚えていません💦)、帰る際
に半貴石でできた美しい色の
何かを買おうとしています。


おみやげも兼ね、いくつか持
って帰ろうとするや店の人に
「日持ちがしないからねぇ」
とたしなめられ、初めてそれ
がスイーツ🍰だと知ります。


「石が食べられるの
と心のどこかでは思いつつ、
非常に心身に良さそうなもの
だと感じ、買って帰ります。


=============


3日目朝、私は夫が猫たちに
ごはんをあげる音で目覚め、


「あらやだ、夫ったら猫にま
であのスイーツ🍰あげてる」

と思い、夢と現が正月早々、
見事につながりましたが、見
ようによっては寝ぼけてる


半貴石にはそれぞれに効用が
あり、自分でも寄付用アクセ
サリー作りに活かしており、
商品としても人気の品です。



これが身体の中に取り込めた
ら、さぞや効くでしょうね


一富士二鷹三茄子とは程遠い
3本立てでしたが、どれも笑
顔で目覚めるいい夢でした。


穏やかな1年でありますように


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夢見:ガム売りの少女

2023年01月05日 | 浅き夢見し

2023年の3本立初夢の2本目は
元旦の夜に見た不思議な夢


=============


「私」は道端に1人で座ってい
る6、7歳の小さな女の子を見
ています。見ているというよ
りも椅子の下に置いた固定カ
メラのように、ただただ少女
だけに焦点を当てています。


薄汚れた姿の少女は粗末な建
物に寄りかかりながら両膝を
立てて座り、左手で膝を抱え
つつ、右手を挙げて上を向き
ながらニコニコしています。


「私」には通り過ぎる大人の
脚しか見えず、かつてのアジ
アのどこかの国のようです。


少女の傍らには小さな箱があ
り、売り物のチューインガム
が入っていますが、誰も足を
止めて買おうとはしません。


ただ時折り、少女の前に置か
れた布袋のようなものに、無
造作に紙幣を落としていく者
がいます。足を止めることも
彼女を見ることもなく、ただ
通りすがりに落としていく。


少女は上から落ちて来る紙幣
を捉えるように、落とした人
に手を振るように、挙げた右
手をゆらゆらさせています。


ガムが売れなくても、おカネ
がもらえるのが嬉しいのか、
笑顔は心からの本物でした。


=============


この夢の不思議なところは、
ガム売りの少女が4ヵ月ほど
前に見た夢で「私」からおカ
ネを盗もうとした競馬場の盗
と同じ少女であることが最
初から判っていたことです。


あの夢から目覚めたときに、
あの少女は自分だ
と気づいていたので、初夢の
中で「私」は自分自身を見て
いることを知っていました。


夢の解説は別記事にします。


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夢見:カステラ

2023年01月04日 | 浅き夢見し

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


雑用に追われているうちに
年が明けていたという感じ。
今年も平々凡々な年決定か


初夢だけは豪華3本立で見
たので書き残しておきます。


まず元旦の夢には伏線があり
クリスマスに次男(25歳)から
エアフライヤーのプレゼント

キッチンに鎮座させておくに
はあまりにも大きく早速活用


焼き豚の用意をしておいて、



大晦日にエアフライヤーIN



同時に久々に伊達巻作りも。

(👆これはいつかの写真)


結論から言うと伊達巻は巻く
前に折れて失敗💦はんぺんな
どとっくに売切れで鯛を混ぜ
たら柔軟性がなかったよう。


「焼き豚は加熱しすぎかな~」
と思いつつ寝たら夢に答えが


=============


「私」はまな板に焼き豚を載
せ包丁を入れます。するとど
うでしょう。その切り口が、


伊達巻でした
形は焼き豚のまま歪んだ楕円


しかも、伊達巻には巻いた跡
がなく均一の濃い黄色です。


「これはカステラだ
と思ったところで記憶が終了


=============


私は甘い食べ物が苦手です。
特に甘い料理はパスしたく、
伊達巻など箸をつけない方。


ところが夫も息子たちも甘い
物好きで、特に夫のカステラ
愛は私には驚愕的なレベルで

絶対に福砂屋なんだそう。


伊達巻を失敗し、エアフライ
ヤー焼き豚もどうなのかと思
っていたのが、まさかのカス
テラに化け、男たちの好物で
結果オーライってこと
私の性格を物語るアバウトさ


焼き豚🐷はまあまあ成功で
こちらも結果オーライで
新年も結果オーライなら


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