2023年11月のオーストラリ
ア、2回目のパース2日目は
バスツアーに参加しました。
ヨークを出て内陸を流れるエ
イボン川を渡りさらに奥地へ

エイボン川(全長240km)はス
ワンリバーに注ぐ支流で、内
陸部の重要な水源。エイボン
バレーという地名の由来にも
周囲はただただ平らな大平原

廃屋でも家があったり

人がいたりするとつい写真を
撮ってしまうほど人気がなく

ただ対向車とすれ違うのみ

一帯はウィートベルト地方と
呼ばれる(黄緑色部分)名前ど
おりの穀倉地帯で、運転手の
ボブも「ここは〇〇、ここは
◇◇」と作物の説明をしてく
れましたが、早春のせいか識
別できる作物は見あたらず


(出所:ウィキペディア)
春には菜種油の原料となる菜
の花畑が真っ黄色に輝くそう
豊かな赤土の土壌が広がり、
西オーストラリア州の小麦の
3分の2、羊毛の半分を産出し
小麦以外の穀物生産も盛ん。

舗装道路が急に砂利道になり

白やピンクの不思議な場所に

「塩田?こんな内陸部で?」

塩までは当たりでしたが塩田
ではなく、作物への塩害を防
ぐために「低地のここへ塩を
誘導している」という説明


そのため水が流れ込み道が傷
むので舗装していないと言っ
ていた気がします(うろ覚え)
いわゆる塩湖、ソルトレイク

乾季には干上がって塩が露出
し、雨季には湖になるらしい
どうも『塩=海』という発想
になってしまいますが、冬季
五輪を開催したアメリカのソ
ルトレークもユタ州の内陸、
しかも山間部。大地に塩が蓄
積されているのはままあるこ
とにせよ、初めて見ました。

塩加減

方が変わり植物も必死です。
低地を脱して舗装道路になり

部分的に水がある場所もあり
塩の白に青が映えて美しい


塩の色は地中の鉄分などミネ
ラルの影響で白から赤へ変化

料理で愛用しているヒマラヤ
ピンクソルトのピンクを思い
出し納得

ソルトレイクを抜けると灌木
が広がり塩の誘導効果を実感

なだらかながら上り坂です。

簡単な道路標識。オーストラ
リア映画のワンシーンのよう

アウトバックらしい光景
ロードトリップ中なのかな


バスは一直線の坂道を行き
ウィートベルトの奥深くへ
