ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

メルボルン行:アートの街の歩き方

2019年09月19日 | オーストラリア:メルボルン

次男は学生時代に何度も
オーストラリアに行っており、
「オーストラリアに住むなら
メルボルンがいい。
ご飯が美味しくて
アートの街だし。」
と言っていました。


アートの街というのは
早々に実感できました。

レベルが高い


しかし、創造は往々にして
破壊がつきもの。

完成度の高い美しいものが
チープに破壊されていく
という様子を目にするたびに
複雑な気持ちになりました。


街の至る所にアーティストがいて



アートに触れることができます。



歩行者専用のウェブ橋も



シーフェラーズ橋も

橋という実用インフラながら
デザイン重視は明らかで
その分費用もかけています。


ヤラ川の周りにはたくさんの作品が。



勢いこんなミスマッチも起きます



作品を見て歩く

アートトレイルもあるよう


ポップアップグローブの劇場が

感動するほど周囲になじんでいて、
公演がメルボルンから始まった
のがわかる気がしました。


400年前のシェイクスピア劇場だった
グローブ劇場を原寸大に復元した

豪華な仮設劇場
私たちも2ヵ月後に
オークランドで
「真夏の夜の夢」
を観に行きました。


アートは好きだし



人生に欠かせない

とも思っています。


しかし、楽しめる範囲を超え



自分の感性と合わないと



重いものだというのも実感。



「アートのおかげで
なんとか生きている」


と書かれた公衆トイレ。


心が育ち、安らぐような
いつまでも大切にしたい



アートを求めていても、



創造と破壊
安定と不安
期待と失望
といった
衝撃や混沌



傍若無人から
承認欲求まで
疎まれたり
求められたり



安らぎどころか
緊張と疲労を
迫るものも。



アートの街の歩き方は



楽しむのと同じぐらい



スルーも大事でした

描き終わったそばから
みんなに踏まれていた
ポケモンたち






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2 コメント

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アート (遅生)
2019-09-19 13:08:08
卓見です。
アートとの接し方、あらためて考えさせられました。
スルーする自由の大切さ。名古屋トリエンナーレに口出しするおバカ政治屋さんたちに説教してもムダか(*|*)
返信する
スルーと無関心 (>遅生さん みこと)
2019-09-19 19:30:44
コメントありがとうございます。
多分、多民族+多文化だと、アートに限らず、自分の価値観と違うものをスルーしていかないと、違いの振り幅が大きすぎて、やっていけないのかもしれませんね。
あくまでもスルーで、無関心でないところがミソ(笑)
返信する

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