2023年10~11月のオースト
ラリア、コフスハーバー2日目
今度は港周辺にやって来ると
フィッシャーマンズコープ


漁業協同組合か

素朴なロゴがなんとも可愛い

遊歩道左はテトラの強固な壁

右は漁船やプレジャーボート
が整然と並ぶ静かなマリーナ

その向こうはさっきまでいた

ジェッティー
正面はマトンバード島です。

でも、周辺の鳥はハトばかり

「キミたちいつから水鳥にな
ったの😅

れていて人、犬、波が来ない
のでこの岩場に住んでいる

マトンバード島自然公園

島全体が保護区になっていま
すが人が入れるのには驚き

マトンバード(子羊鳥)と通称
されるミズナギドリは長い渡
りをするのと、地面に穴を掘
って営巣するのが大きな特徴

大工のような鳥。その分、巣
は野生動物や人の営みに対し
脆弱でコロニーは保護の対象
ビクトリア州で見たマトンバ
ード島はハシボソミズナギド
リ(Short-tailed Shearwater)
の営巣地で完全な島でした。
展望台から眺められるだけ。

@ポートキャンベル国立公園
ここは同じマトンバードでも
オナガミズナギドリ(wedge-
tailed shearwater)でした。
ハシボソミズナギドリがオー
ストラリアからアジアを経由
してアリューシャン列島付近
まで3万km以上を8の字型に
移動するのと違い、ここのオ
ナガミズナギドリの渡りはフ
ィリピンとの単純往復ですが
それでも体長40cm超でジェ
ット機並みの飛行距離です。
ニューサウスウェールズ州の
オナガミズナギドリのコロニ
ーのうち、ここは唯一陸地と
つながっている貴重な場所。
なのでかつてはこんなことも

1971年は自然保護区指定に
えぇぇぇえ


島全体が穴ぼこだらけです

平地も斜面も耕したかのよう
に無数に掘り返えされていて

巣穴を探すどころではない


穴・穴・穴・穴・穴・穴・穴
植物のある庭付き戸建て物件

特徴のあるデザイナー物件

数軒が連なった長屋物件

どれも海辺の一等地です


鳥は8月にコロニーに戻り、
相手を見つけて巣作り開始🏡
(※訪問時はまさにこの時期)
11月以降に産卵し、雛が成長
して4~5月には再び長い旅へ

乾季の時期とはいえ、地面に
ぱっくり口を開けた巣。大雨
が惨事を引き起こす恐れも


さらにここは島ではないため
ネズミが大敵だそうです。そ
れでもこれだけの巣穴が広が
っていたことは感動でした。
遊歩道も完備されており人が
誤って巣穴を潰さない配慮も

先端には立派な見晴台

5月以降は約半年をかけて北
極圏にまで北上していくザト
ウクジラが見られることも。

そこにひょこっと鳥が現れ

きゃー

じゃないですよね、色も違う

ナンヨウクイナでした💦