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ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

コフスハーバー・バイロンベイ行:穴だらけの島

2025年03月23日 | オーストラリア:コフスハーバー&バイロンベイ

2023年10~11月のオースト
ラリア、コフスハーバー2日目


今度は港周辺にやって来ると
フィッシャーマンズコープ

漁業協同組合か


素朴なロゴがなんとも可愛い



遊歩道左はテトラの強固な壁



右は漁船やプレジャーボート
が整然と並ぶ静かなマリーナ



その向こうはさっきまでいた

ジェッティー


正面はマトンバード島です。



でも、周辺の鳥はハトばかり



「キミたちいつから水鳥にな
ったの😅」遊歩道が整備さ
れていて人、犬、波が来ない
のでこの岩場に住んでいる


マトンバード島自然公園

島全体が保護区になっていま
すが人が入れるのには驚き


マトンバード(子羊鳥)と通称
されるミズナギドリは長い渡
りをするのと、地面に穴を掘
って営巣するのが大きな特徴

大工のような鳥。その分、巣
は野生動物や人の営みに対し
脆弱でコロニーは保護の対象


ビクトリア州で見たマトンバ
ード島はハシボソミズナギド
(Short-tailed Shearwater)
の営巣地で完全な島でした。
展望台から眺められるだけ。

@ポートキャンベル国立公園


ここは同じマトンバードでも
オナガミズナギドリ(wedge-
tailed shearwater)でした。


ハシボソミズナギドリがオー
ストラリアからアジアを経由
してアリューシャン列島付近
まで3万km以上を8の字型に
移動するのと違い、ここのオ
ナガミズナギドリの渡りはフ
ィリピンとの単純往復ですが
それでも体長40cm超でジェ
ット機並みの飛行距離です。


ニューサウスウェールズ州の
オナガミズナギドリのコロニ
ーのうち、ここは唯一陸地と
つながっている貴重な場所。


なのでかつてはこんなことも

1971年は自然保護区指定に


えぇぇぇえ

島全体が穴ぼこだらけです


平地も斜面も耕したかのよう
に無数に掘り返えされていて



巣穴を探すどころではない

穴・穴・穴・穴・穴・穴・穴


植物のある庭付き戸建て物件



特徴のあるデザイナー物件



数軒が連なった長屋物件



どれも海辺の一等地です



鳥は8月にコロニーに戻り、
相手を見つけて巣作り開始🏡
(※訪問時はまさにこの時期)


11月以降に産卵し、雛が成長
して4~5月には再び長い旅へ



乾季の時期とはいえ、地面に
ぱっくり口を開けた巣。大雨
が惨事を引き起こす恐れも



さらにここは島ではないため
ネズミが大敵だそうです。そ
れでもこれだけの巣穴が広が
っていたことは感動でした。


遊歩道も完備されており人が
誤って巣穴を潰さない配慮も



先端には立派な見晴台



5月以降は約半年をかけて北
極圏にまで北上していくザト
ウクジラが見られることも。



そこにひょこっと鳥が現れ

きゃーオナガミズナギドリ


じゃないですよね、色も違う

ナンヨウクイナでした💦




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