ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

アデレード2回目行:カンガルー島の森林

2021年08月15日 | オーストラリア:アデレード

2019年3~4月のアデレードも
8日目。カンガルー島も4日目


まずはホテルのビュッフェで
軽く腹ごしらえをして



フリンダーズチェイス国立公園
に移動してカフェでコーヒー

コーヒーはエスプレッソ派
エネルギーチャージをして


遠出はせずにビジターセンター
周辺をじっくり歩くことに



一帯は10万年前までメガファ
ウナ(巨型動物類)と呼ばれる
超大型動物が闊歩した場所。

恐竜が絶滅した後の地球上で
最も大きな動物たちでした。


今はすべて絶滅しました。



カンガルーの古代種ステヌルス
は座ると3mにもなったそう


古代有袋類ディプロトドン
現存の動物ではコアラに近く

1日150kgの草木を食べ100kg
のフンで大地を潤したそう。


2番目の大きさの有袋類ジゴマ
トゥルスはサイに似ています。



これらを狙う肉食性ティラコレオ

オーストラリア最大の肉食有
袋類でそれ以外の草食巨大動
物の背中に飛び乗り、鋭い爪
や歯で攻撃しメガファウナ絶
滅の要因の1つといわれます。


イメージしやすいようメガファ
ウナのリアルサイズの展示も。

オーストラリアはとにかく有
袋類の大地だったんですね


遊歩道は歩きやすく丁寧な説
明もあり散策には最高です



顔が蛍光色の見たことのない
グレーのガチョウがたくさん



ロウバシガンというそうで
秋になると島の東側から渡
りをし(たったの150km💦)

ここで産卵するそうです。


なーるーほーどー

生涯同じ番でいるそうです。


島を襲った2019~2020年の
森林火災の惨状を知る今と
なっては、目を背けたくなる
写真ですが、その半年前の
訪問時には森林火災は2007
年に起きた過去の話でした。

2007年も2019年もこの国立
公園での落雷が火元となり大
規模森林火災になりました。


ということは島では今後も火
災が繰り返され、地球温暖化
の中で、頻度が更に上がる恐
れも十分考えられます。



しかし、焼け落ちた森には
火災に強い動植物も棲み、



逞しく再生していくのです。



2007年の火災後



2019年4月現在



今は再び焼失し、この見晴台
も焼け落ちてしまったはず



幹が黒焦げでも枯れずに残る
樹木も多数あります。
 


小さい生き物はこうした木
の中に逃げ場を見つけたり

地面や沼地に潜ったりして
生き延びていくそうです。


鳥は飛び、足の速い動物も
逃げることができます。



最大の問題がコアラです。

こんな写真は胸が苦しい💦


しかし、身動きが取れない植
物の中にも逞しく生き延びて
いるものもあります。

この硬い殻に包まれた種のよ
うに耐火性があるばかりか、
火の熱や煙で成長が促進され
る種類や、火災後に雨が降っ
たところで最も肥沃で水分の
ある大地に種を落として再生
する種類さえあるそうです。


下草を焼き払うのも樹が大き
く育つには重要でしょう。

でも寝る場所なくなる


森林火災には恐ろしさと
重要性の両面がありました。



どうしても会えなかったのが
カモノハシ
会えたらラッキーだそう

オーストラリアにしか生息し
ていない「生きた化石」だそ
うで、鳥類、哺乳類、爬虫類
の掛け合わせのような動物。


この池にいるそうで忠告通り
静かに息を凝らして待ってみ
ましたが、会えずじまい💦

その前にすれ違った観光客は
「たくさんいたわよ~
と言っていたのに、この差


銅像を写真に収めぜひ次回

水の中で火災を生き延びて
くれたと信じましょう



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