Ragged_Kingdom_Horse

シルク・キャロット・東京TC・ロードで長年一口馬主をしています。
いつかは理想の活躍馬に巡り会える事を夢見て。。。

安田記念の日に産駒第一号が優勝・・そして安田記念に思う事★

2017年06月05日 | ロードカナロア
元出資馬ロードカナロアの産駒が、中央で初出走初勝利を挙げてくれました。



ステルヴィオは注目はしていましたが、特に似ているとは気がついて
いませんでした。

でも実際走っている所を見たらとてもカナロアに似ているところもあって
イメージがダブりましたし、マイルでも強い方でとても感動しました。

スタートセンスの良いところとか、トモの立派なところとか。
流星がほぼないのも似てますね〜。

なんだかとっても嬉しかったです。



自身が勝った安田記念の日に産駒が初出走初勝利。
マイルでの強い勝ち方って事で今後も産駒の活躍が期待できそうです。


そしてその一方で安田記念。

こちらはできれば応援していたロゴタイプが残して欲しかったなあ。




同じくPOG馬でG1ではいつも少し足りなかったサトノアラジンが
届きそうもないところから伸びて優勝

ロゴタイプも一時は歩様も硬くなってもうダメかってところから復調して、
去年安田記念を見事逃げて優勝!

その同じ安田記念で、去年皆をびっくりさせた同じ逃げる競馬
をしてまたまた強さを見せつけました。

あの時計で逃げられたら並大抵の馬では差しきれないですよね。

サトノアラジンは軽い芝の差し馬じゃなくパワータイプの差し馬だと
思うので、是非今後も海外のビッグレース目指してもらいたいです。
絶対合うレースがあるはずです!


で・・・・感動した安田記念ですが、あの届きそうにないところから差し切る
レースを見て、ダローネガを思い出して憂鬱になり心がチクチクしました。

このレースを思い出してまた泣いてしまった




私がずーっとして欲しいと思っていた先行して早め押し切りを狙った
ダローネガのレースで、慎重な私がこれはもらった! と確信した
ところから信じられない伸びを見せてタイム差無しで
サトノアラジンに差し切られたレース 。。

中山であの末脚ですよ。 あの頃からこれは将来強い馬になると
思っていましたが、やっと6歳にしてG1優勝。

馬の能力を信じて、大事に大事に使ってきた事がやっと実を結んだ気がします。

そしてその一方で、ちょっとしたアンラッキーの積み重ねで
運命まで変わってしまう馬の存在も忘れないで欲しいと思います。


この頃はダローネガは腰を捻って一年近くの休養から復帰した後で、
時間はかかったものの体調もほぼ戻って復調して、後々の重賞馬や
G1馬に差のない競馬が出来ていた頃。

この頃にトントンって波に乗れていたらなあ。。。

せめて浜中騎手タイプの、ずっと乗ってくれる良い相棒となれるだろう
騎手がいてくれたらな・・・って。

重賞の一つでも勝てていたら障害入りもなかったでしょう。




これは載せきれなかった最後のレースのパドック写真

しばらく悲し過ぎてこの写真の更新に気がついた時はもう引退馬の書庫。

この後ダローネガは天国への階段を登ります。


引退後ほんとあっという間に出資馬のマイホースから名前が抜かれ、
引退馬の書庫に入ってしまったダローネガ。

調教師のコメントさえ殆ど無かったな。


大きなレースをバンバン勝つクラブだけに、こんな重賞も勝てない馬の
扱いはほぼ皆無に等しいですが、大レース勝った馬の宣伝やお祭り騒ぎ
ばかりせず、足りないもののクラブや会員に貢献してきた馬の事も
少しは何らかの形でとりあげてもらいたい・・・

と思うのは私だけでしょうか?


誰にも届かない想い、これからも批判を恐れず臆せずに
書いていこうと思います。