infinity

トーキョー・バビロン

2006-09-15 01:00:39 | Book
久々の馳ノアールの世界を堪能。舞台設定は経済ヤクザ、インチキITバブル、消費者金融などが盛り込まれていて、ちょっと現代っぽい。読んでいると、ああ、こんな風に闇の世界はつながってるのね?と思うかも。(事実かどうかは別として)

人物設定は、う~ん、イマイチかな。まあ、不夜城の『劉健一』を超える人物像はなかなか作れないでしょう。でも、魅力的な人が誰もいなかったのは、残念。

でも、舞台設定だけでここまで読ませる(ぶっつづけで4時間で読破!)のは、さすがは馳ノアールだと思います。あとは・・・、人物だな。

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