infinity

サンマロ~シャンポール城~古城ホテル

2005-11-26 00:13:08 | trip
久々に更新。年内中に更新したかったのですが、優先順位がかなり下がっていた。今日、たまたま岸恵子さんのテレビを見ていて、まさに僕らが旅行したフランスそのものだったので、久々に更新しようかなと。

■ロワール地方へ
サン・マロからロワールへひたすら移動していた。約300キロと離れているのである。バスからは放牧されている牛や、羊たちの動物が見えた。あまりにも長い移動時間だったので、添乗員さんがやってくれたクイズが結構楽しかった。

フランソワ1世は戦争好きで、パリでの政治はあまり行わず戦争ばかりしていた。が、ノビアの戦いでは屈辱的な敗北を喫し、フランソワ自身が捕虜となってしまった。パリ市民は王の保釈を集めて供出、代わりに王にパリに住むことを要求した。しかし、フランソワ1世がパリで政治を行おうにも、お金がない。そこでフランソワ1世が世界で最初に開始したものは?

・トトカルチョ
・宝くじ

正解は宝くじ。フランソワ1世なる人物は歴史無知なわたくしは全然知らなかったが、添乗員さんいわく、ルイ14世と並ぶくらい重要な人物らしい。レオナルド・ダ・ビンチをフランスに招いたのも彼だとか。ダビンチは「モナ・リザ」を生涯手放さなかった。ゆえに、イタリアではなく、フランスのルーブルに「モナ・リザ」があるのである。らしい。

ルイ14世の大好物な卵料理は?とか、結構おもろかった。ちなみにゆで卵ばかり食べていたそうです。ルイ14世は。

昼食はトゥールにてチキン料理を食べた。ここは非常に美味しかった。昼食を食べてから、すぐに移動。シャンポール城は結構遠い。

■シャンポール城
フランソワ1世が作った城、それがシャンポール城。壮大なソローニュの森の中にたっている。とても大きい城だった。ベルサイユ宮殿とかぶるくらいだ。レオナルド・ダ・ビンチが設計したらしい、人とすれ違う事がない螺旋階段、テラスからの素晴らしい景色、王様の紋章’火とかげ’などなど見所は満載だ。が!時間が40分くらいしかなく、好奇心満点の俺たちには全然時間が足りなかった。このシャンデリアすげえな~、この絵すごくねえ?とか言ってるうちに、集合時間の10分前!これはまずい!まじまずい!と思い、ダッシュで帰ろうとする。城から駐車場まで歩いて10分くらいあるのだ!出口にお土産やさんみたいのがあって、そこに同じツアーの人がいた。あぶねえ~、遅れるかもしれないけど、最後じゃないと思ったら、お土産に興味をもったらしい。靴のアクセサリーどれがいい?みたいに真剣に悩んでいる。げ!そうしているうちに、あの家族の姿がみえねえ!油断!先に行ってるぞ~!!!とさすがに急がせる。あまりにマイペースな相手だったが、時間まであと3分なのと、最後ってのにちょっと危機感があったらしい。悩んでいたのが5色から2色に減った(爆)。今なのでちょっと笑えるけど、その時はかなり焦った。また皆の衆を待たせてしまうではないか!と。ゴールドかパープルかで悩んでいたので、ゴールドがいいんじゃない?と俺が答えると、すぐパープルを選んでいた。なんでやねん!と思わずつっこみそうになったが、それどこじゃない。店員を呼んで、このパープルの靴ちょうだいと言うと、あっちのカウンターで支払いして!とおっしゃる。もちろんフランス語(爆)。この頃になると、フランス語は心で理解するようになっていたので(爆)、メルシーと答え、もう一つのカウンターで支払う。フランスに行ったことのある人は分かると思うけど、こっちはレジが非常にゆっくり。いい言葉で言えば丁寧、悪い言葉で言えば遅い。ただ、それは日本が異常なんだ と添乗員さんが言っていた。なるほどと思う、確かに遅いのでそれを見越して早めに買えばいいだけの話。1秒、1分を焦る日本人だが、1年、10年、100年単位を大事にしないのが日本人、って思うのはわたくしだけか?まあ、それはさておき。この時は、非常にスローリーで丁寧な接客にいらだったものだ。こっちが悪いんだけどね。

買ったらダッシュで駐車場まで向かう。ってかこの時点で3分遅れている。俺らだけなら全然いいんだけど、他の33人の時間を奪ってしまうことになる。それはいかん。結局、歩いて10分かかるところを、走って4分で着く。7分程度遅れた。みなの衆に頭を下げてバスの席につく。添乗員さんも笑ってた。またあなた方?みたいな。すまんの~。

■シャトードロシュコット(古城ホテル)
ブロア城、アンボアーズ城に立ち寄り、いよいよ古城ホテルに向かう。今回の旅行を参加するにあたって、かなり重要なポイントを占めた古城ホテル!が、ついたら既に真っ暗でどれだけでかい城なのかは分からなかった。
この地方は、貴族が別荘として城をたくさん建てたらしい。シャトードロシュコットもその一つだと。なので、当然王様の城ではない(爆)。でも、ロビーとかはフランス貴族の家!って感じだった。案内された部屋は素晴らしく広かった。綺麗だった。バスルーム、リビングルームと綺麗で圧倒的に広い。ホテルマンを目指した僕はホテル好きで、色んなホテルに泊まったほうだと思うが、ベスト3には入るだろう。

■晩餐会
ただの夕食なのだが、貴族風。多分、この城は、○○家が代々守っているというか、引き継いでいるのだろう。サーブしてくれたのは、○○家の長男と妹、弟って感じだった。といっても、30を超えてそうだったし、立派な大人なのだが、顔がそっくりなんだ。デビッド・ボウイにもちょっと似てたけど。スーツで行こうか迷ったが、まあ、そこまですることねえか~と思ったが、油断した。多くの人はばっちり決めていた。僕が話した中では最年長の70歳のご夫妻は、普段は赤いダウンをペアで決めている仲よさそうな夫婦。でも、ファッションには無頓着って感じだったが・・・、ばっちりスーツで決めていた。素晴らしい。ドレスシャツで決めている方々もたくさんいた。素晴らしいじゃないか。みんな。俺は感動してしまったよ。服装のTPOが分かっていない、分かっていながらも横着したのはおれだったな~。猛省した。でも、大事なときは身だしなみをばっちり決める。そういうのって大好きです。おれ。人は見た目じゃないというけど、見た目は人に対して不快にさせないのと、自分にとっても気合を入れる意味合いがあると思う。ほんと、おっちゃん、おばちゃんらかっこええな~と思った。多分、最初の海外旅行で気合入ってる夫妻とかいると思うんだけど、そういう気合、大事だよね。こういうかっこええ大人が、今の日本を築き上げてきたとも思い、俺は見直したな~。食事は美味しかったけど、2時間以上あって長かったかな。隣に座った女性と、相手が険悪な雰囲気でびびったわ。ほんと。

冷や冷やの1日、長かった1日が終わった。部屋でお酒でも飲もうかということで、相手にルームサービスをお願いした。通じた~と喜んでいた。相手は何かカクテルを頼んだらしい。

5分後、運ばれてきたのはミネラルウォーターだった・・・・。

サン・マロ→モン・サン・ミッシェル→サン・マロ

2005-11-25 23:57:20 | trip
■サン・マロ
 起きてみると、あられが降っていた。大西洋を望みながら、まだ薄暗い中あられが降っている。寒さを除けば幻想的な感じすらする。私の体は相変わらず目覚ましいらずで、こちらでもほとんど5時には起きていた。何時に寝てもだ(爆)。朝食は簡素だったが、クロワッサンは相変わらず美味しい。もともと、欧州の人は朝食に卵や肉、ハムなどを食べる習慣がないらしい。甘いパンと、カフェオレ程度でさっさと済ますそうだ。非常に俺向き。誰が何といっても、朝ご飯を食べると気持ち悪くなる。というか、体が重い。僕の朝食もほとんどがコーヒーとクッキーみたいな感じだ。

■モン・サン・ミッシェル
 雪の中、モン・サン・ミッシェルへ向かう。もともとフランスには全然興味のない僕もモン・サン・ミッシェルくらいは知っている。雪に包まれたモン・サン・ミッシェルの景色はとても美しかった。あまりの美しさに感動。ただでさえ美しく、荘厳なこの修道院を、自然で一番美しい装飾であろう雪が覆う。モン・サン・ミッシェル全体を眺められる位置で車をとめてくれた。そこから見る奇跡の修道院を忘れることはないだろう。
 しかし、いざ行って見ると非常に大変だ。美しいものは、その分厳しい(爆)。雪でつるつる滑るし、道も非常に狭い。観光客が少ないのが救いかな。ロマネスクとゴシックの教会、雪に包まれた回廊、食堂、お金持ち・貴族の接待の間、労働の部屋などを見た。これだけ覚えているのも、添乗員さんが現地ガイドの通訳をしてくれて説明してくれたからだ。添乗員さんのいる旅行も悪くないと感じ始める。昼食は名物のオムレツ。相手は自分だけ半熟じゃないと激怒していたが、私はその分トロトロだった(爆)。ジローラモに似たお兄ちゃんが焼いてくれた。美味しいというよりは、修道院の名物らしい。行った人はぜひ食べてみてください。帰りに、この修道院が一番綺麗に見えるベストスポットを発見した。相手もここが一番綺麗だと言っていた。死ぬ前にもう一度訪れてみたいと思った。

■→サンマロへ
 修道院からサンマロへ戻る。サンマロの城壁の上を歩く。ここから見える大西洋は非常に綺麗だ。もう少しいけばイギリスなのだ。なんと、ここは海賊が公認だったらしい。フランスの要塞であっただろうこの街に歴史を感じる。全ての街並みが美しい。新しいビルなど必要ないんだよと思わず思う。しかし、あまりにも寒く、夕食まで時間があったため一度ホテルに戻ることになる。年配の方は寒い、寒いって言ってるもんな~(爆)

■夕食(クレープ)
 再び夕食のためサンマロへ。ホテルからはバスでわずか5分なのだ。多分、ここで暮らしていたに違いない僕は(爆)、もうこの街の全容をほぼ把握した。何故か旅行者全員を引き連れて先頭で歩いていた。このサンマロという街では。もちろん、夕食の店もばっちり覚えていて、迷う添乗員さんを引き連れて、みんなを連れて行った(爆)。ってか、勝手に先頭を歩いていたんだけどね。クレープは塩味の蕎麦のクレープと、デザートの甘いクレープだった。まずかった。

■バー
 ホテルのバーで軽く飲むことにする。酒の話題が無いので飲んでないと思うあなた、甘い。ほとんどの食事で、グラスワインを飲んでいる。そして、食後にはエスプレッソを。それがフランス流?(爆)。このバーでカルバドスという名産といわれたお酒を飲んだ。アルコール50%を超えてるのか???ってくらい熱かった。後ろでは、だんなの浮気で怒って参加した一人おばちゃんが、役人夫婦の奥さんを捕まえて愚痴っている。おいおい、欧州で愚痴るなよ。奥さんだけ捕まえてとか思う。「私はこんなに頑張ってきたのに・・・・」みたいな愚痴をまさかフランスで聞くとは思わなかった。カルバドスに頭くらくらしながら、まあ、大変だな~とか思う。悔しい思いはあるだろう。俺には事情が分からないけど、旅行で元気になるといいね くらい思った。日本なら、間違いなく「死ね、このくそばばあ!」とか1%くらい思っちゃいそうですが(爆)。
 ここで初めてフランス人とフランス語の会話をした。アメリカではほとんど俺がしゃべっていたので、フランスでは相手に任すことにしていたのだ。「セコンビヤン」(爆)。たったこの一言だが、通じてうれしかった。「いくら?」という意味らしい。フランス語はここまでが限界なので、後は英語で会話していた。(爆)。まあ、こんなもんでしょ。
 あ、書いてるそばから間違っていた。前日、相手がブーツを買ったときに、フランス人のすごい綺麗なおねえちゃんと会話したんだ。でもね、俺が買うんじゃないのに、俺に話しかけられてすげえ困った。全部フランス語なんだもん。分かるはずない。相手は相手で、なんで靴買う私に話しかけないの?って怒ってるし、俺はそんなんしらんっちゅうねんって感じだし。

やりとりはこんな感じだった。

 「この靴はフィットしてるのか?」とフランス語でたずねる店員。
 「どうなの?」と相手に聞く俺。
 「ちょっと大きい」と答える相手。
 「ちょっと大きいからもっと小さいサイズを」と英語で店員に話す俺。
 「今のサイズはいくつなの?」とフランス語でたずねる店員。
 「靴の裏みせて、サイズが知りたいらしい」と相手に頼む俺。
 靴のサイズを見せる相手。
 店員はそのサイズを見て、新しいサイズを持ってくる。
 再び試着する相手。
 「こんどはどう?」とフランス語でたずねる店員。
 「どう?」と相手に聞く俺。
 「う~ん、どう?いい?」と俺に聞く相手。
 「いいんじゃない」と答える俺。
 店員はその光景を見ている。
 相手は店員にこれください と言っていたような、言わなかったような。
 相手と店員はお互い笑いあっている。

 店員は結局これにするの?とフランス語で俺に聞く。
 「この靴が気に入ったらしい。これください。」と英語で答える俺。

 非常にめんどくさかった(爆)。結局、最後は俺と店員が英語で話して、すべてやりとりが収まったんだった。靴を買ったことには満足したようだったが、何であいつは私に直接話しかけないの?とずっと言っていた。俺にも謎だった。ただこれがあったため、フランスでも多分大丈夫だと思った。

このやりとりのおかげで、一番最初の集合時間に早くも遅刻したんだった・・・。しかもでっかいブーツもってさ・・・・。
 

パリ→ルーアン→オンフルール→サンマロ

2005-11-24 01:47:09 | trip
■パリでの朝食
 朝8時からの朝食だった。が、5分遅れる。当然一番最後だった。他のグループの人達は日本人が1箇所閉じ込められたようなところで食事をしていた。こういうところは、どうしても嫌いなんだよね。席が足りなかったらしく、添乗員さんがフランス人達が朝食をとる、レストランに案内してくれた。内緒だよ。と。ちょっと得した気分。クロワッサンが非常に美味しく、これ以降毎朝クロワッサンを食べることになる。

■パリ→ルーアン(約135km、2時間)
 パリを離れ北に向かう。ルーアンはジャンヌ・ダルクが火あぶりにされたところらしい。ジャンヌダルク教会まで行く。その前に、ルーアン大聖堂を訪れる。これからたくさんの聖堂を見ることになるのだが、その荘厳さに感服。

■ルーアンでの昼食
 昼食はジャンヌダルク教会から5分くらいのところ。魚料理だったが、全然美味しくなかった。生焼けだったし。ここでコペンハーゲンでみた夫婦と同じ席になり初めて話した。海外生活が長い役人さんらしい。「民間の人は休むのが大変でしょう?」と聞かれ、素直に「大変です。」と答えておいた(爆)。非常にユーモアかつアグレッシブな夫婦だったが、向こうは苦手だったらしい。勝手に仕切りだして気に入らないと言ってたな。確かに、僕がその夫婦と話していると、旅行の間ずっと会話に入ってくることはなかった。近寄ってくることすらなかったかも(爆)。

■ルーアン→オンフルールへ
 オンフルールはとてもとても小さな港町。でもその歴史ある美しさにしばし感動。ほんとに好きなところかもしれない。焼き放たれた後、漁師達が力をあわせて作ったとされる聖カトリーヌ教会もまた荘厳だった。漁師達が作ったらしく、天井が船底のようなアーチ型をしていた。光があまりささず、逆にそれが重厚さを感じされる。街が焼き放たれたあと、すぐに建築したのが教会だったというし、それをもう約1000年近く守っているという。なんかいいな~と思った。多分、一生訪れることはないと思うけど、いいとこに連れて行ってもらったな。

■オンフルール→サンマロへ(約230キロ、3時間15分)
 非常に移動が多い旅だ。フランスは非常に豊かな国だと感じる。圧倒的な農業国なのだよ。景色はあまり変らないのだが、牛がいて、羊がいて、馬がいて、緑があり。時間の流れが非常にゆったりしている感じがする。この国は豊かだなと感じた。サンマロについた時は夜になっていた。マスコットというホテルからは、海が目の前にあった。着いたときは夜になっていたため、風がとてつもなく強く、非常に怖い。サンマロも古き田舎町。それにしては、非常に綺麗なホテルだった。夕食はホテルで食べる。カブのサラダと、ラム肉のディナー。フランス料理かどうなのか非常に怪しい。味も普通かな。どうやら、この旅行では食事は過度に期待しないほうがよさそうだと感じた(爆)。食事の後、海に散歩に出かける。目の前に広がるのは大西洋、雨が多少ふっていたこともあるが、冬のヨーロッパのわびしさを感じた。そう、忘れていた。ヨーロッパの冬はもの寂しいのだ。それは一人で旅していても、そうでなくても・・・。


宇都宮→成田→コペンハーゲン→パリ

2005-11-23 22:01:59 | trip
■ツアー旅行
 今回の旅行は、5月に横浜市立美術館で行われていたルーブル美術展に行って、モニター旅行があって、それに申し込み、当たったのがきっかけ。古城ホテルに泊まるフランス7都市8日間というプランには、古城ホテル、モンサンミシェル、オペラ座、ルーブルとツアー嫌いの僕でも思わず参加したくなる企画だった。開発はピークだったが、それでもなかなかできる体験ではないと思い、行ってみる事にした。僕は体験、経験を非常に重んじる人間。百聞は一見に如かず。体験できないものは、しょうがないから本を読む(爆)。だって、今からプロ野球選手や、サッカー選手にはなれないでしょw。しかし、フランスは暴動が起きているらしい。前のアメリカも台風でオーリンズが荒れていたし、なんてこったいって感じもちょっとする。
 
■宇都宮→成田
 当日も遅くまで仕事していたから、マロニエにて成田空港へ向かう事に。マロニエで成田に向かうのは、6年前のロンドン以来かな。すごく久しぶりです。23日は休みだったので、ディズニー渋滞に巻き込まれる。寒いにもかかわらず、すごいね。ディズニーパワーは。それでも待ち合わせ時間10時30分の10分前には着いた。

■成田空港
 ツアーの待ち合わせ場所に行く。なんと35人もいるらしい。ただでさえ、団体行動が大嫌いだ!右へ行けといわれれば、間違いなく左に行くし、それを触るなと言われれば、絶対触ってしまうこの私に35人とは・・・。小学校の一クラスくらいじゃん。とりあえず、チケットもらって、添乗員さんが色々説明しだしたけど、めんどくさいからばっくれた(爆)。年齢構成は面白くて、60代を超え、第二の人生といったご夫婦が5組くらい、旦那さんを置いてきて姉妹や、お友達と旅行といった40代が5組くらい、30代半ばの女友達二人組が3組、母と娘が2組、大学生カップル1組、私たち、28歳の女友達1組、旦那の浮気に腹を立て、一人で参加した迷惑おばさんが一人、って感じだった。

■成田→コペンハーゲン
 約13時間の飛行時間。実はコペンハーゲン経由というのはチケットをもらって初めて知った。ツアーだったので資料も一切見てなかったのだ。コペンハーゲン?どこだ?それ?って感じ。デンマークだったのね。チャーリーとチョコレート工場を2回くらい見た。ゲームが備えついていたので、インベーダーゲームを相手とどちらが強いか勝負したら、1回目にしてなんとクリアしてしまった。当然、相手は至極不機嫌になった。僕はゲームを一切やらないし、僕の家にはゲームがないことを知っている。ゲーム大好きな相手が、たかが僕ごときに負けることなど想像もしてなかったらしい。しかも、絶対勝てるゲームということで、インベーダーを選んだはずだ。なぜなら、神経衰弱や、トリビア、パズルゲームなどの頭を使うゲームは一切外してきたから(爆)。やばいと思い、速攻寝ることにした。それでも13時間は長い。そうだ。使った航空会社はスカンジナビア航空だった。今までで初めてです。ご飯は美味しくない。サービスは普通かな。

■コペンハーゲン→パリ
 ようやくコペンハーゲンに。くたくただぜ。入国審査は非常にイージーに。何も質問されなかったのは初めてだ。これもツアーの効果なのかな~?個人だと必ず、2,3は質問されたんだけどね。35人非常にスムーズにデンマークに入国した。パリへの飛行機まで1時間程度の時間があったので、とりあえずお茶する事にした。デンマークはクローネらしい。よく分からんけど、ユーロも使えたのでユーロで払う。他の日本人的な参加者は、1時間しかないのに、免税店へと走る。あきれつつ、私は通じゃなければこなさそうなカフェに向かう。そこには、見たご夫婦が。後で話すことになるのだが、ドイツやイギリスでずっと働いていた役人の方らしい。う~ん、やるね~~。悠然と煙草を吸っている姿は、風格さえ感じた。1時間後、飛行機にのり、そこから約1時間半くらいでシャルル・ド・ゴール空港に着いた。感想は芸術性に富むが、非実用的な空港(爆)。つかいづらい!トイレも少ないし。行った人にはわかるでしょ?

■ホテル
 空港からバスで40分くらい。ようやくホテルについた。現地時間で22時。日本時間にすると30時だから・・・、約25時間かかったことになる(爆)。部屋にチェックインして、水を買いに行こうとしたがコンビニがない。パリなんだけど、黒人の人とすごいすれ違って、暴動のこともあり、ちょっと怖かった。結局、ホテルのバーで水を買ったが、2本で6ユーロ。1ユーロが145円だったので、約870円。べらぼうに高い。次からは絶対買える場所で買っておこうと心に誓う。部屋について、シャワーにも入らず泥のように眠る。次の日は6時30分モーニングコールなのだ。相手の準備を考えると、6時30分には、シャワーを入っておかないと間に合わん。。。

我仏国旅立

2005-11-23 01:12:20 | trip
読者の諸君(爆)、23日に私はフランスへ飛び立つ。よりによって、今、なぜフランスに?暴動がおきているというではないか。そして、会社の暴動も抑え切れないままだ(爆)。自爆テロなみの攻撃をMK砲は放ってくるし、さらにもう一枚K砲が加わったとのうわさもある(爆)。進むも地獄、進まぬも地獄の中、決まっていたことだ、しょうがねえ、フランスに行ってくる。
実はフランスには全く興味がない。実は一度行ったことあるのだが、しょんべんくせえ街というイメージしかないのだ(爆)。メトロの暗さにはうんざりだったし。そういっている間に、フランス気をつけてとメールが入ってきた。素晴らしい。まあ、今回は人生で体験できるかどうかすらわからん、ゴージャスツアー。不夜城の喧騒を捨てて、我は仏国へ飛び立とう。何しろ、生まれて初めてスーツケースで海外に行くのだ。何しろオペラ座にいけるのだから。バシッと決めていかなければ、意味がない。オペラ座の怪人を恐らく会社では一番見ているであろう(おっと、上には上がいそうだ)もとい、イギリスで見た回数も含めればかなり上位であろうこの私が断れるはずもない・・・。これが社会人としての判断であれば、私は間違っていると断言する。だが、人生という点ではかなりの一期一会。我も断腸の思いであるが、仏国へ旅立つ。
これを読んでくれている数少ない(ってこともないんだな~、なぜかこれが・・・)読者の諸君、私の友人はMKK砲と戦っている。総攻撃をくらっている(爆)。見捨てていくようで申し訳ないが、打たれ死にそうになったとき、アルコールという媚薬を注いでやってくれ(爆)。そして、街中で新たな伝説を作ってきてくれ。私が戻ってきたら、それはそれでまた新たな伝説を作ろう(爆)。新たな世界旅行の旅へ!

ちなみに、今年でもう3回目だぞ。海外。9月にいったばっかだし・・・。ま、いっか。

ひょっとしたら最後の更新になるかもしれないね。ではまた日本で会おう。

独身最後の夜の宴

2005-11-22 00:20:02 | beet emotion
といっても、私が結婚するのではありません(爆)。友達が結婚、独身最後の夜に食事&お酒。久々に最高に楽しかった。仕事も色々あるし、それ以外にも色々あるけど、友達とわいわい、がやがや、話すのは最高に楽しいな~。まあ、進歩のない部分かもしれませんが、こういう部分か変えちゃいけないと思います。わたくしは、いましばらくは独身生活を満喫しますか!(爆)。あ~!楽しかった!。

止まったままの時間をもう一度動かしたい

2005-11-20 01:44:04 | Sports
一流のアスリートはみんな美しい言葉を話す。高橋尚子さんの「止まったままの時間をもう一度動かしたい」は、これ以上ないくらい、的確に高橋さんの気持ちを表現してると思う。しかも、その言葉は美しい。明日、その時間を動かすため、高橋さんは怪我をおして走るのだという。
2年前のスタミナ切れは、それがただ単にスタミナ切れなのか、力が落ちたのか、分からないまま2年も過ぎてしまった。アスリートの2年、しかも晩年にさしかかっての2年を考えると「時間を動かす」というのは非常に厳しい作業のような気がする。それくらい大変だからこそ、時間を動かす という言葉が出てきたのかもしれない。
結果は全て明日でる。ただ、思うのだ。高橋さんはきっと走りたくて走りたくて仕方なかったのだ。多分、時間を取り戻すのは無理だと思う。でも、新しい形で時間を動かして欲しい。それを楽しみにしている。

天皇と家族

2005-11-17 00:25:57 | beet emotion
昨日かな。紀宮様が結婚されたと思う。そのとき、天皇陛下が帝国ホテルでの結婚式に参加されていた。あと、天皇陛下が紀宮様に「これからは皇室行事には一緒に参加できなくなった。しかし、私達家族の絆は変らない。折を見て顔を見せなさい」といった事を伝えたらしい。
どきっとした。今まで天皇には家族があるなどと考えたこともなかった。確かに子供、皇太子はいらっしゃる。孫もいらっしゃる。だが、それが家族だと思ったことは一度もなかった。天皇家は、違う世界の人だと思っていた。その方が、帝国ホテルで父親らしく、堂々と嬉しそうに座っていた。それを見た時、もういいんじゃないかな。と思った。
天皇になくて、僕らにあるもの、一番大事なもの、それは「自由」だと思ったのだ。僕らには自由がある。職業選択の自由、恋人を選ぶ自由、婚約相手を選ぶ自由、選挙で好きな人に投票する自由、様々な自由を教授できる。それは自分で考えて生きることができるという事だ。天皇の姿をみた時、天皇には天皇を辞める自由がない。象徴である ということが、天皇から自由を奪ってしまっているのでは?と思ってしまったのだ。そこから解放されたのが、紀宮様の結婚式だった気がしたのだ。何でか分からないけど。
確かに天皇家は、歴史もあるし、血筋もたどれる。貴重な家系だと思う。でも、もういいんじゃないかな・・・。もし、天皇家が自由を望んでいるとしたら(絶対に言わないと思うけど)、そうしてあげればいいんじゃないかな。つまり、皇室典範を変更してまで、女系天皇を認めなくてもいいんじゃないかな。それが、唯一、天皇が自由になれる手段なのかもしれない。どれだけ続いたか分からないけど、その歴史に幕を閉じても、それは自然の事ではないか。その家系を、血を閉ざしては駄目だというのは、すごくキツイ事を押し付けているのではないか?と思う。何でか分からないけど、ものすごく思いました。もう、いいんじゃないか。と。普通の僕らが味わっている喜び、悲しみを味わう権利をあげたらいいんじゃないか。と。

○○ = 'True'

2005-11-13 13:59:55 | beet emotion
今日もプログラマネタである。日曜にもかかわらず、相変わらず格闘。まあ、それはいいとして、タイトルを見て欲しい。ぶったまげた、あなた。間違いなく正しい。ひどいコードを見ているとかなり寛容になる。戦争で捕虜になった場合、虐待がひどくなれば、ある程度の虐待には慣れてしまうようなものであろう。きっと。だが、タイトルだけは許されないと俺は思う。'true', 'False'を文字列で扱うってどういう事やねん・・・。

分かりやすく言うと、ずっと好きで好きでしょうがなかった女をようやく口説き落として、いざという時になったら、見慣れたものがついている!くらいの驚きであろうか。そして、へこみ具合も同様である。

僕はシンプルで美しいものが好きなのだ!全てのものにおいて、そうなのだ。

複雑さを制御し、単純で分かりやすく伝える、それにとてつもない価値と尊敬を感じる人間なのだよ。わたしゃあ。それは何でもいいんだ。プログラムだろうが、本だろうが、音楽だろうが、人間だろうが。簡単そうに見えたけど、知れば知るほど奥が深いってのがいいんだ。

1万ステップもある、モンスターを見えるとこだけ制御して、後はほったらかしにしておくのは、犯罪だと思うね。俺は。

あまりにも頭に来たので、ご飯買いに行こうと思い、隣のカワチに行った。ご飯とコアラのマーチを買った。ホワイトクリームっぽい、コアラのマーチを買ったつもりが、バナナシェーキ味だった。神はここまで意地悪か(爆)?

俺は全くバナナが食べられないのだ。

結論:不幸は重なる。

下手なコードは

2005-11-11 17:18:48 | beet emotion
美人は3日であきる。
ブスは3日でなれる。 という。

下手なコードは

15分でいらいらしてくる。
1日たつと、体調がおかしくなり、
2日たてば、作成者に憎悪を覚え、
3日もすると、人生全てが嫌になる(爆)。

ずっと続ければ、私は机の上で死ぬかもしれない(爆)。全然かっこよくねえ。

嫌いなプログラマには、スパゲッティなコードをプレゼントしてあげよう。いいプログラマであれば、あるほど、効き目は絶大だ!

(注)コードとはプログラムの事です。