infinity

石田ショーキチのライブ行ってきました

2010-11-29 01:00:56 | music
11/27(土)、久々に石田ショーキチのライブ行ってきました。
いつ以来だろう?前に行ったのが、下北沢だと思うので、2年か3年ぶりくらいか?

今回のライブハウスは、新代田の「FEVER」っていうところでした。
新代田って場所、初めて知ったよ。

仕事を15時で切り上げ、15時50分くらいの在来線で行こうとしたら、
東大宮で人身事故とのこと。予定より大幅に遅れ、ライブハウスについたのは18時50分。
ライブ開始が19時だったので、ぎりぎりセーフ・・・。

石田さんのライブが始まったのは、19時45分くらい。
大学生からファンで、ちょくちょくライブに行ってるので、もう15年くらい経ってるのかと
思うと、結構感慨深い。

忘れているかな?と思っていたんだけど、イントロを聞くとメロディーと歌詞は思い出す。
でも、曲名は思い出せない・・・。これが35歳という現実か(爆)。

ライブとしては、すごいよかったと思います。特にキーボードの人は素敵でした。
一番のベストは「シロツメクサ ~c-love-r」かな。未だにファーストアルバムの衝撃は
忘れられない。(これって、すげえことだよな~。15年だぜ)

ライブで元気もらいました。ありがとう。でも、途中ですげえ料理の匂いがしてくるのは
ちょい勘弁だったな~。多分、となりがカフェだとか言ってたので、そのせいだと思うんだけど。

21時30分?くらいでライブが終わったんで、ダッシュで宇都宮に帰りました。
24時に宇都宮着。毎週東京ってのは、自分にはしんどいですな~(爆)。
東京で生活している人は、それだけで尊敬に値します。自分にとっては。

今は外からパワーをもらおう(爆)。そんな時期だ。

宇多田ヒカルのアルバム

2010-11-25 02:10:02 | music
買っちゃいました。
宇多田ヒカルさんのことは、無条件に大好きです。

多分、自分の好みのタイプの女性とは全く違うんだけど、
それでも無条件に大好きだな~~~。

仕事は不調だが、こっちは幸せだ(爆)。

沢木耕太郎 『旅の夢、夢の旅』

2010-11-23 01:44:00 | beet emotion
11月21日(日)、ホテルオークラで行われた沢木耕太郎の講演会に行ってきた。

正直にいえば、深夜特急の話を期待して行った。
しかし、講演会は、沢木さんが20年ほど前からずっと訪れたいと思っていたが、
訪れる事ができなかった場所「セロ・ムリアーノ村」という場所に、ようやく最近
訪れる事ができたという話だった。

「セロ・ムリアーノ村」とはスペインの小さな村である。
そして、その場所は戦場写真家であるロバートキャパが「崩れ落ちる兵士」という
写真をとった場所なのだ。

なぜこの写真が有名なのか?というと、兵士が撃たれる瞬間をおさめた写真は、
他にはないからだ。しかし、この写真は真贋論争がずっと続いているのだ。

沢木さんは、現地にいってみて、真相を突き止めたかったのだ。
その結論は、来年あたりに本になると言っていたのだが、多分結果は、黒だと思う。

沢木さんがキャパを語る口ぶりはとても優しかった。
キャパは22歳のときに、「崩れ落ちる兵士の写真を撮影している。


その時のキャパは、派遣社員的な身分であり、とった写真を次々、新聞社?に送っていた。
そのうちの1枚が「崩れ落ちる兵士」であり、それが有名雑誌に載ったことで、いつの間にか
世界的な戦場写真家になってしまった。
キャパは、自分の口から「崩れ落ちる兵士」の写真について、語る事はほとんどなかったという。

その後、キャパはノルマンディー上陸作戦を、兵士よりも先に上陸し、
背後に敵を背負いながら、臨場感あふれる写真をとっている。(震えている感じがリアルだ)


キャパは22歳の時に人生の「負債」を背負ってしまった。
それを、ノルマンディーのように、自分の命をかけて戦場の写真をとることで、「負債」を返済していった
のではないか?と沢木さんは言っていた。

僕が何より羨ましく思ったのは、沢木さんは、本当に楽しそうに仕事(遊び?)をしていることだ。
沢木さんにとっては、キャパも仕事になってしまったのかもしれない。(翻訳もしているし)
しかし、誰かの人生を、そこまで深く考え、想像する機会というのは、それほど多くはないと思う。
そして、「崩れ落ちる兵士」の真相を突き止めるんだという情熱、しかも新しい手法で、とってもすっきりした
形で世界に発表できるのではないか?とおっしゃっていた。
とても、ワクワクしていて、羨ましかった。

振りかえれば、未だ自分は不調から脱していない。
他の人からみれば、問題なく仕事はできているかもしれないが、何かちょっと抜け殻だ。
早くこの状態を脱しなければ・・・と思うのだ。自分の人生は、自分で掴みとらなければ・・・・。