infinity

長嶋茂雄の真実

2006-10-30 00:23:28 | politics
Gファイル―長嶋茂雄と黒衣の参謀を読んだ。読んではいけない本を読んでしまったような気がする。

この書には、巨人軍の全ての真実が書かれている。そして、長嶋茂雄の真実が書かれている。長嶋茂雄が、長嶋茂雄を演じている事は、本人が語っていたように、多くの人が知っている事だと思う。だけど、長嶋さんが、そこまで何故巨人軍の監督にこだわったのか、そのために、長嶋氏が何を失っていたのか?それを知ってしまったショックは大きい。

長嶋氏が病に倒れたが、ナベツネと写した不自然な写真がスポーツ紙に載ったと思う。僕もナベツネが、自身のために、病のミスターまで利用するのか?と激怒した。あの状態で、話せるわけがないのだ。もう静かにさせてあげなよと思った。だが、この本を読んでちょっと思うとこは違う。ミスターはナベツネにそこまでせざるおえなかったのかもしれない。

ミスターでさえも聖人君子ではなかったのだ・・・。当たり前かもしれないが、○○のために、なりふりかまわず、ひょっとしたらフェアでない事までして、そこにしがみつこうとしたら・・・。それは、長嶋茂雄を演じている長嶋自身の、自己愛によるものだとしたら・・・。そこまでさせていたのは・・・。

やはり読んではいけない本だったかもしれない。

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