浅田次郎さんの小説にはまって以来、最近かなり読書モード。なので、全然テレビ観てなかった。もともと嫌いだったのが、民主党のおかげで大嫌いになった。そういう時は歴史に逃げ込め。何千年たっても、人間はそうそう進歩しいない。
さて、ラストエンペラーをすごい久々に見た。10年ぶりくらいかも。西太后もちょっと出てたね。清の最後の皇帝に、西太后によってさせられたが、もの心すらついておらず、皇帝として政を行う事はなかった。その後、日本軍を頼って天津に身をうつす。その後、傀儡政権と知りつつ、逆に日本軍を利用しようと満州国の皇帝となる。が、日本が戦争で負けた後、満州に攻め込んでいたロシア軍に捕まってしまう。その後中華人民共和国に戦犯として捕らえられ、10年後かな?特赦として解放される。
その後、庭師?になっていたが、文化大革命が起こり、政治犯収容所で世話になった館長?が捕まり行進させられていた。そこに飛び込んでいって、この人はいい教師なんだ。「he is a good teacher」と言うも、狂った餓鬼に追い払われてしまう。
もはや、皇帝ではない男が、これから皇帝をも凌ごうとする毛沢東に跳ね除けられた象徴的なシーンだった。その後、自分がかつて住んでいた紫禁城に行って、僕は昔皇帝だったんだよ。証拠をみせてあげる。と言って映画は終わる。
溥儀の悲劇は、何も自分で決められなかった事だろう。自分の意思で人生を生きられなかった。ただ、満州国の皇帝となるところまでは、溥儀は野心を抱いているように見えた。天皇と皇帝は対等であると言ってたし、関東軍を利用して満州民族による清の復活を本当に願った意図がある。が、歴史は全然、溥儀に振り向かなかったな。関東軍の一部にも、純粋なる満州国、理想郷を作ろうとしていた動きがあった(映画には出てないけどね)。でも、やっぱり陽は沈む時は沈むんだ。どんなにあがいても、逆らえることではない。
結局、溥儀は犠牲者だったんだな~。清からも、日本軍からも、満州国からも、そして最後は中国共産党からも利用されてしまった。利用価値はたった一つ、元皇帝だったから。それだけ。
私の興味は、満州国と、中国共産党の人格改造へとつながっていきますな~。溥儀は多分、人格改造されてないと思うけどね。弱い人間って、強いのには服従するけど、自分より弱い人間には強いからさ。そういう人間って、案外しっかり人格もってるんだよね(爆)。なので、人格改造されてないと思うんだけど。ちょっと調べてみたいテーマではあるな。
さて、ラストエンペラーをすごい久々に見た。10年ぶりくらいかも。西太后もちょっと出てたね。清の最後の皇帝に、西太后によってさせられたが、もの心すらついておらず、皇帝として政を行う事はなかった。その後、日本軍を頼って天津に身をうつす。その後、傀儡政権と知りつつ、逆に日本軍を利用しようと満州国の皇帝となる。が、日本が戦争で負けた後、満州に攻め込んでいたロシア軍に捕まってしまう。その後中華人民共和国に戦犯として捕らえられ、10年後かな?特赦として解放される。
その後、庭師?になっていたが、文化大革命が起こり、政治犯収容所で世話になった館長?が捕まり行進させられていた。そこに飛び込んでいって、この人はいい教師なんだ。「he is a good teacher」と言うも、狂った餓鬼に追い払われてしまう。
もはや、皇帝ではない男が、これから皇帝をも凌ごうとする毛沢東に跳ね除けられた象徴的なシーンだった。その後、自分がかつて住んでいた紫禁城に行って、僕は昔皇帝だったんだよ。証拠をみせてあげる。と言って映画は終わる。
溥儀の悲劇は、何も自分で決められなかった事だろう。自分の意思で人生を生きられなかった。ただ、満州国の皇帝となるところまでは、溥儀は野心を抱いているように見えた。天皇と皇帝は対等であると言ってたし、関東軍を利用して満州民族による清の復活を本当に願った意図がある。が、歴史は全然、溥儀に振り向かなかったな。関東軍の一部にも、純粋なる満州国、理想郷を作ろうとしていた動きがあった(映画には出てないけどね)。でも、やっぱり陽は沈む時は沈むんだ。どんなにあがいても、逆らえることではない。
結局、溥儀は犠牲者だったんだな~。清からも、日本軍からも、満州国からも、そして最後は中国共産党からも利用されてしまった。利用価値はたった一つ、元皇帝だったから。それだけ。
私の興味は、満州国と、中国共産党の人格改造へとつながっていきますな~。溥儀は多分、人格改造されてないと思うけどね。弱い人間って、強いのには服従するけど、自分より弱い人間には強いからさ。そういう人間って、案外しっかり人格もってるんだよね(爆)。なので、人格改造されてないと思うんだけど。ちょっと調べてみたいテーマではあるな。