第43代紫組要領次第

開成高校第43代紫組要領次第係のホームページ。

思いついたが

2006-07-27 22:37:26 | Weblog
基本的に文字の書いてある洋服は着ないことにしている。

Year!Great life in siattle, happy memory thankyou.

みたいな意味不明な英語(スペルミスも含む)とかが
書いてあるようなTシャツとかそういうの。

以前は、
「だってよ。日本語で同じことが書いてあってみてよ。着ないでしょ」
と思ってた。

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さて、海外(英語圏)ではこういう類の服を着ているのかどうか知らんが、
着ていないとして
以下、
話を進める。

なぜ日本人はそうした文字つきTシャツを着るのか?

ここには日本の書道文化みたいなものが絡んでいるのではないか?

日本好きの西洋人は時に、書道をカリグラフィーとか勝手に英語で呼んで
大層芸術的なものだとありがたがる。

そう。
日本人は文字すらも芸術の域に高める文化があるのだ。
そして外人にはそれがない。

以前芸術の哲学を学んでいる友人に聞いた話だが
うろ覚えだけど、
日本は古来から、絵に文章を添えることを自然に感じていた。
絵巻物が最たる例。

ということで、
今もその伝統が日本人の心性に残っていて、
Tシャツに文字を書いて平気な顔をしているのではないか。

んでもってそういう伝統がなかった、
外人は無地やら柄物が多い。

そういや、チェックとか紋章とかそういう、
幾何学的な文様は外人が得意だよね。


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急いで書いた雑文。
趣旨をつかみにくいかもしれんがいいや。

興に乗ってきたので

2006-07-17 13:50:14 | Weblog
ベクトルの向きが変わってしまうこと。
おおっ。と思いました。

ただ個人的には、
そもそも「ゆがみ」という言葉の定義がよくわからないため、
「これが空間のゆがみだと考えられますI think this is the proof of the existence of ゆがみ」
よりも、
「これを空間のゆがみと定義しますI call this phenominon "a ゆがみ"」
のほうがすっきりくるのですが、
どうでしょうか?
(日本語は時にあいまいなので、勝手に英語を使いましたが、もしたかはしが意図した意味と違ってたらごめん。)



5次元ではなく、もっと多次元の宇宙を提唱している研究者もいるはずです。>
たしかに。前「エレガントな宇宙」みたいなタイトルの本がブームになったときは、7次元だかそんぐらい高次元だったね。



一般的に次元が変わっても無限が有限にはならない気がする>>
するってーと、有限の紙を球にするみたいに、
われらが住んでいる4次元世界(一応、自分には無限に思えるので)をまるめて球にすることはできないのでしょうか?



量子力学でいう多世界解釈>>
ちょっとこの言葉が分かりませんが、
関係ありそうな番組の記憶を書きます。

彼女はフランスパンをスライスして、
そのスライス一つ一つが3次元世界だとかいってました。
(これが「多世界」かな???)
んで、その各スライスの間の空間が5次元だったかな。
んで、3次元世界で(具体的にはジュネーブの地下で)超高速でぶっつけた、
水素の原子か陽子が砕ける。
そのときに、その破片が3次元(パンのスライス)から飛び出して、
スライス間の空間に飛び出す。
われらの目からは物質が突然消えたと認識される。
こんな実験がうまくいったら、嬉しい。
みたいな話。
でした。



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再び関係ないですが、4次元目にtを持ってくるイメージが今思いつきました。
イメージなので素直に思いついたまま書きますが、

10cmの立方体の箱を考える。その中で俺らが生活している。
その箱の1cm上に、
一秒後の世界が入っている10cmの立方体の箱を重ねて置く。
以下繰り返す。
ドラゴンボールの残像拳みたいな感じ。
次にすべての箱を10cmの立方体ではなくて、3次元空間すべてに広げる。
この箱たちをすべてひっくるめて4次元。

2次元平面を、重ね合わせて3次元にするイメージの焼き直しですが。

5次元の話

2006-07-12 17:31:54 | Weblog
博士の説明が、自分が昔夢想していた考え方に似ていて感動したという話。

以下の文章、
前置きが必要以上に長いが、言いたいことは↑そういうこと。

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最近良質のテレビ番組を見ていないな、
と日々感じていたんだけど、
昨日BSでNHKの「未来への提言」という番組を観て、
なかなかよかった。

アメリカの理論物理学者Lisa Randallさんに
日本人宇宙飛行士若田さんがインタビューして、
学問的に興味深い話をどんどん引き出すという番組。

二人とも知的に優れた人なわけで、
いい加減なアナウンサーのインタビューなんかより、
はるかによい。

5次元宇宙の話から彼女(Randall博士は女性です)の高校時代などの話まで、
いろいろあって、よかったの。

要領合宿の深夜、友人の専門についていろいろ話してもらうのと似ていて、
大変興味深かった。

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そこで彼女は5次元宇宙を理解するために、
flatworldの比喩を使っていたのだけど、
その考え方は自分もずっと以前から思っていた発想に近かったので、
ちょっと嬉しかった。

-----------------以下、博士のお話。

3次元に住むわれわれが、5次元を想像することは難しい。
しかし、だからといって5次元が存在しないとはいえない。

たとえばflatworldという2次元に住む人がいるとしよう。
そして、その世界を、3次元的球が通過したとしよう。
その球が、通過するとき、2次元の人々は以下のように感じるだろう。

小さな円が出現し、すこしずつ半径が大きくなり、最大径になった後、半径はまた小さくなっていって、直に消える。
と。

彼らは決して球の存在など、気づかないだろうし、想像できもしないだろう。

われわれにとっての5次元世界というのも、
flatworldの人にとっての3次元世界のようなもので、
われわれには想像もできない世界である。
しかし、われわれの想像を超えているという事実だけで、その存在を否定することはできない。

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というお話でした。

このflatworldの比喩。

flatworldという言葉こそ知らなかったけど、
以前自分が4次元世界を想像していた時、

「んー、4次元って、まぁ2次元世界に住んでる人にとっての3次元世界みたいなもんだろうな。だから俺らには4次元世界は想像もできないや。」
なんて思っていたので、
ほら似てる!
って思って、偶然の符合の一致にちょっと嬉しかったの。





-----------関係ないですが-----------------

そうそう。
過去に戻る方法を自分なりに考えました。
ええと、

人間は世界を目で捉えて、世界を実感している。
つまり、世界は光の映像の連続なのだ。
そして、映画のフィルムを考えてほしい。
あのものすごいスピードで静止画が動いて、
動いているように見えるって言う
あのフィルムね。
ここで自分は考えた。
世界というのは光の速さで流れる映画のフィルムなのだ。
だから、もし光を超える速さで動ければ、
フィルムをさかのぼって見ることができるのではないか。

medicine or languages

2006-07-08 12:36:05 | Weblog
公衆衛生だったかな?そういったもののスペシャリストとなるならば、発展途上国に関する医療(国際的な医療)と関連してくる気がするな。でも一般的な医学からはやっぱり離れているのかな?>>>>

公衆衛生。
マイナーな科目を覚えていてくれてありがとう。
一時期は、この科目の大学院に行こっかなと思ったんだけど、デメリットが多すぎてやめました。

1.そのdepartmentに所属する人材がいけてない。学生を指導する気無し。
2.将来仕事が見つかりにくい。
3.医学部の人がやっても意味がない。

とくに3番目の点がでかい。
公衆衛生とか言って、
医学部の人が、政治やら、政策やら文系的(大学受験の区分をここで使うのは、学問上本質的ではないが、説明上便利な単語なのであえて使いました)なことを話しても、ぜんぜん説得力なし。
結局法律を勉強して、国際関係論を学んだような人には絶対かなわない。

公衆衛生をやって、
「人々の健康を改善するにはこういう国際的な政策が必要だ」みたいな話をしたいのなら、
国際関係論をやった方が絶対よいし、
そうして、公務員になった方が、大きなことを動かせる気がする。
という結論に行き着き、公衆衛生をメインにすることはやめました。

それなら、医者らしさを生かして、医者として途上国の人を一人一人治療すれば良いじゃん。という話になるのですが。。
一人一人治療すること、それは、素晴らしいことだけど(病院実習で少し体感)、やっぱり多くの人に影響があるようなことをやりたい。一人一人治療しても、世界を良くする上では限界がある。


ちなみに
論文を書いて研究するような学問的なスペシャリストになることについては、自分はあまり熱心ではありません。

自分は実務思考です。
実務思考ですが、ある程度は専門的でありたい、という感じです。

分かりにくいのでたとえると。(医者には多分なりませんが、)
あえて医者にたとえると、
大学病院などでマイナーな病気を(←この辺が専門的)さくさく実務的にこなす(←この辺が実務思考)というそういうイメージかしら。

医学部でのアカデミック花形はいまだに何かは分かりません。まれな病気を見つけて、論文を書くことなのかしら?よく知らんです。
どういう基準でえらくなっているのかもよく分からないし。
ただ、おじを見ていると開業医はアカデミックではない気はします。
アカデミックな開業医もいるかもしれませんが。。。

仕事に対して自己実現欲求が強い>>>
今仕事に要求していることは、仕事を通じて、自分が成長できるかどうかです。
外国語が好きでうまくなりたいので、
仕事で外国語を使いながら、一層外国語をうまくなる、そういう仕事があると最高です。

定年間近になって、会社でやってきた仕事はできるけど、
会社の外に出たら何も特技無し、みたいのはいや。

今ぱっと思いつくのは
海外特派員。
翻訳。
海外支社が多い、会社のビジネスマン。
など。




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月曜日から病院にいました。
皮膚科にいました。
初診の患者さんの診察とかをしていました。
といっても所詮真似事ですが。
もし初診で来てくれたなら、自分がいたかもね。

自分を指導してくれた研修医の先生が美しく(眼鏡萌え)、
自分。はりきっていました。
医学には興味もないのに、はりきって英語の最新論文を調べちゃったして、
がんばってるフリをしました。
すげーやる気のある優秀な学生に見えたはず。あはは。

以下箇条書き。

担当した患者さんが重い病気でmoving experienceでした。

来週も萌える担当医希望。

just a kind of classification of MDs

2006-07-02 21:37:19 | Weblog
誤解があるといけないので、追記。

「身近に開業医がいていつもつまらなそうに仕事をしている」

と先日の書き込みで書いたが、それは、
その人が酔うといつも「つまらねー」と結構本気で言っているから
私もそう思ったというだけだ。

もし、その人自身が楽しいと思っていたなら、
私は「開業医がつまらなそう」などとは思わなかっただろうし、
思ったとしても書いたりしないだろう。

だから、私は「開業医=つまらない」などと
敵をたくさん作るような表明をしたわけではない。

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ついでに書いておくと、臨床医者という仕事にもいろんな種類がある。

1.勤務医(まれな病気を扱う大学付属病院など)
2.勤務医(地元の病院)
3.開業医

あまりにも大まかに単純化して分けてしまったが、説明する上ではこんな感じが妥当。
自分も詳しいわけではないが、
2.や3.は一般的な病気を数多くこなすことを要求される。はず。
まれな病気にお目にかかることはめったにない。はず。

比喩を使う。
教科書で学んだ多くの病気のうち、
大半の病気についての知識は、2.や3.の医師では必要とされないのだ。
むしろ、たった2-3ページしか扱われていない、
風邪とか高血圧とか超代表的な病気さえ知っておけば
生涯にわたって9割以上の患者さんについては大丈夫なのだ。
(実際は2-3ページじゃないけどまぁ比喩なんで。)

ほいでですね、あたしとしてはですね、
頭を使うことが好きな人は1.のお医者さんになると楽しいんじゃないかな。
なんて思うんですよ。
目の前の患者さんを見たら、
まれな病気も含めてたくさんの病気の中から、その患者さんの病気がなにかを当てるような仕事をしてはいかが、なんてね。

2.や3.の医者になったら
せっかく大学生のときにはまれな病気も勉強して、
知的に頭を使う勉強をしているのに、
仕事を始めたら、その豊富な知識を使わない、
ってんじゃもったいないじゃない。

なんてね。

以前聞いた話だけど、
「医学の勉強自体はつまらなくはないんだけど、
働き始めたら、ほとんどは糖尿病と高血圧と風邪だろ。
これじゃなぁ。」

みたいな事を誰かが冗談で言ってたらしい。(ブログに書く上で、だいぶ脚色したけどまぁそんな趣旨。)

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いろいろ書いたが、
それぞれの人がそれぞれの選択に自信を持てばいいだけの話なんですけどね。

もちろん俺も。
もちろん俺も。
もちろん俺も。

あしたからは病院勤務度が高くなります。

フランス語検定を今年中にとろうと思います。
目指せ2級。