都心から遠く離れて、
バスの便数も碌に無いこんな土地に住んで久しい。
たんたんとただただ静かな生活を送っていたら、
先日、だいぶ以前の知り合いから自分のメールアドレスにメールが届いた。
そのメールアドレスはもはや日常的には使っていなく、
閑散としたメールボックスなのだったので、
突然訪れたメールに驚いた。
-----
隠遁生活とまでは言わなくても、
「空谷」(くうこく)と表現できそうな静かなところに住んでいる寂しいときに、
「跫音」(きょうおん)すなわち足音が聞こえてくること、を
「空谷の跫音」
という。
谷に足音がかつんかつん響く様子が想像できるいい言葉ですね。
そして、その音を遠くから聞いた時、
寂しい人の口元が一瞬緩む様子も眼に浮かびます。
出典は荘子から。
---
本来は、「寂しく暮らしているときに受ける突然の人の訪れ」
を意味しますが、
今回は、あえて、「メールの突然の到着」の題名、として使ってみました。
---
「くうこく」って打ち込んでも、
「きょうおん」って打ち込んでも変換されないですね。
バスの便数も碌に無いこんな土地に住んで久しい。
たんたんとただただ静かな生活を送っていたら、
先日、だいぶ以前の知り合いから自分のメールアドレスにメールが届いた。
そのメールアドレスはもはや日常的には使っていなく、
閑散としたメールボックスなのだったので、
突然訪れたメールに驚いた。
-----
隠遁生活とまでは言わなくても、
「空谷」(くうこく)と表現できそうな静かなところに住んでいる寂しいときに、
「跫音」(きょうおん)すなわち足音が聞こえてくること、を
「空谷の跫音」
という。
谷に足音がかつんかつん響く様子が想像できるいい言葉ですね。
そして、その音を遠くから聞いた時、
寂しい人の口元が一瞬緩む様子も眼に浮かびます。
出典は荘子から。
---
本来は、「寂しく暮らしているときに受ける突然の人の訪れ」
を意味しますが、
今回は、あえて、「メールの突然の到着」の題名、として使ってみました。
---
「くうこく」って打ち込んでも、
「きょうおん」って打ち込んでも変換されないですね。