第43代紫組要領次第

開成高校第43代紫組要領次第係のホームページ。

もうひとつ

2007-05-26 22:39:49 | Weblog
エリック&エリクソン Erick and Erickson

という番組も最近みたのでその感想。

これもNHKの再放送。
これもよかったわー。

ハイチのストリートチルドレン2人エリックとエリクソンの話。
大人になったときの取材もしている。
つまり、子供時代&大人時代
両方を取材していたわけ。

同じ人を時をまたいで取材し番組を作ったのがよかったな。
手間ひまかけてる素敵番組だった。

貧しい国の人の辛さとかを再確認した。
彼らは大人になっても必死で生きていた。

最後のシーン。
2人が大空の下、ぼろぼろのボートに乗っていた。
べつにどこに行くわけでもなく、岸辺でぶらぶらしているだけ。
一方が言った。
「さぁ船出だ」
自分の人生に言い聞かせるように言った。

そして、字幕。

「2004年エリクソンは国連軍に射殺された」

画面が少しづつ真っ白になり、番組終了。

必死で生きていても人は死んでしまうんですね。

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ハイチと言えば、エメセゼールの帰郷日記とかが有名だね。
番組でも出てきたけどアリスティド大統領も有名。
でもいま大統領は誰なのだろう。まだアリスティドなのかな。
これを機会にハイチの今、を軽く調べてみようと思う。



【訂正】
エメセゼールは「帰郷日記」ではなく「帰郷ノート」でした。
以前NHKラジオフランス語講座で読んだ記憶があります。

もうひとつ書くね

2007-05-26 22:26:14 | Weblog
ロストロポービッチさん ロストロボーヴィチさん

ロストロポーヴィチさんがテレビに出ていました。
NHKの「21世紀への証言」という番組でした。(20世紀末に撮影された番組の再放送です。)

彼がすごくいいことを言っていました。
感動したので、感動と言う言葉があまりにも安易なので使いたくないけど、
とにかくも感動しました。

【起】 まず彼の紹介
チェロ演奏者で、簡単に言うと、「国家の裏切り者」と呼ばれた人をかくまったせいで、その人も「裏切り者」になってしまう。それ以降当局からの嫌がらせを受けて、演奏活動が行えなくなる。ソ連から迫害を受けて、国籍まで剥奪されて、
いろいろ苦労して、って人。閉鎖的な国家でありそうな悲劇に見舞われた人。
それでも、信念を通して、年をとってからロシアに帰れた人。

【承】んでもって
そのかれが信念を通すことが出来た理由について言った言葉。

1 人としての良心に従うことです。

彼が国家に反抗してでも信念を通したって聞くと、崇高な理念でも持っていたように思えるけど、良心に従うという、実は単純な心の働きだった。

【転】
ついでに感動した言葉を追加して2、3も書いておくよ。
2 地球はもう小さな家なのです。それぞれの国家がばらばらの部屋に住んではいますが、キッチンは共通なのです。
3 身近な人への親愛の念があればいいでしょ。

だってさ。

【結】
なんか当たり前のことだけどなぜか妙に感動したから、
ネットで彼のことを調べたら、
彼は今年の4月末に亡くなっていました。

21世紀への証言という、番組にふさわしい、素晴らしいメッセージでした。
亡くなったから彼が出演した昔の番組を再放送するというNHKのセンスにも感服。



おまけ
その番組でインタビューしていたNHKのインタビュアーがロシア語を駆使して
必死で質問して、信頼感も築きながら会話している、そういう番組の作りも感動した理由かも。

今は暇

2007-05-26 19:21:37 | Weblog
「守りたいもの」
「日本の利益につながるか」

の2点について書きます。

「守りたいもの」
なんていうかっこいいものはないんだけどね、なんか人事的には重要らしい。


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正直に。
「多様で素敵な地球を次世代に伝えたい。だから地球を守りたい。」
「これが日本の利益になるかどうかという点ですが、2点お話します。1つ目は、多様で素敵な地球を守ることが出来れば、世界中の人々にとって、つまり当然、日本の次世代の子供たちにとっても素晴らしい贈り物になるはず。2点目としては日本国は今後、(政治力や経済力ではなく)総合力、魅力で生きていくことになると思うので、国際公益=国益、と発想するようになっていくと思う。というか国益と国際公益が相反するものであっては日本人としてむなしい。そんなゼロサム的な発想であってはいけない。」

と語る予定。
今までは「地球を良くしたい。大きな視点で人を救いたい」と言っていて、
そのメッセージを削除するのは若干気が重いんだけどね。。。

今までのメッセージと、
今ここで書いたメッセージを融合して、
志望動機を練る予定かな。。。