第43代紫組要領次第

開成高校第43代紫組要領次第係のホームページ。

合理的な選択

2008-03-26 17:33:40 | Weblog
昨日医学部の友人と話をした。
大学院に進学するのは、彼と私だけである。私の方は修士ではないからまとまな大学院生は彼一人である。
彼は医学系の大学院に留学する。

脳神経の研究をするそうで、中でも意思決定について研究するらしい。

彼の話を私なりに理解した範囲で簡単にまとめると
人間に100個ぐらいの選択肢を見せると
パッと見ただけで、好ましいものの上位5位以内のものを選べる能力が人間にはあるそうだ。
時間をかけて検討させると、6位以下のものを選んでしまうこともあるらしい。

コンピューターに好みをしっかりインプットして計算させると、
必ず一位のものを出力するが、
人間のすごいところは
パッと見で高確率で上位のもを選べることなんだってさ

おもいつくままに

2008-03-26 17:27:21 | Weblog
初音ミクという音楽編集ソフトが売れているらしい。
詳しいことは知らないが、タイトルがかわいい。

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若者に広がる超合理主義という話が、本日の日経に載っていた。

超高級ホテルとか、リムジンを貸切したり、使う時はガツンと使うけど、
海外旅行など、不確実なものには一切使わないという女性の例が挙げられていた。

また、海外旅行ガイドブック会社に電話して「本当に感動するんですか」とか「上位5位でおいしいレストランだけ教えてください」とかの質問も来るらしい。

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モロッコに行って思ったのだが、
ガイドブックには「感動」とか「必見」とか書いてあるけど、
実際はひどいものが多かった。
「必見の庭園」には
木々の間にびっしりと産業廃棄物が棄てられてあって、
現地人のダメな感じな人がたむろしていて、
その中の人工池は、鳥が湖面を歩けてしまうぐらいどろどろに汚泥化してあって
つまり、オフシーズンのプールみたいになっていて、
すこしも美しくなかったり。
地球の歩き方は表紙がダサいから好きじゃないのだが、
モロッコ偏に関しては内容も醜悪であった。

ただのごみのような建物を「まるでアラビアンナイトの世界」などと名所旧跡化してなんでもかんでも肯定ばかりする地球の歩き方モロッコ編は
旅行終盤ではまったく信頼を置けなかった。

友人とも、「モロッコは正直失敗だったね」と話したりするぐらい。
あそこまでひどい国(面白くない国)だとは思わなかった。

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その他、飲み屋では、まずご飯モノやラーメンなどの腹にたまるものを頼むとかそういう姿勢も紹介されていた。

察するに、「超合理主義」という言葉で「確実なものにしか金をかけない」を定義しているのだと思った。

腹痛と嘔気が改善しない。
昔より、体調の回復が遅くなったと思う。