今の社会は、情報社会、デジタル社会といわれます。
でも、別に目新しいことではありません。
ヒトが言葉を喋り始めた時、すでにそうした社会が始まったのですから。
本来はつながっているアナログ世界を切り分けるものが言葉です。
だから、言葉はデジタルな記号なのです。
ヒトの脳もアナログ処理、デジタル処理を分担して行っています。
右利きの人は左脳がデジタル脳、右脳がアナログ脳で、左利きの人ならふつうはその反対。
デジタル脳は言語脳と呼ばれ、本を読むときなどに働きます。
音楽を聴いたり絵を見たりする時はアナログ脳が働くので、こちらは感性脳あるいは音楽脳。
だとしたら楽器の音も、右利きの人なら右脳で処理するはず。
が、日本人は左脳で処理しているらしく、調べた学者は、右脳閉塞症候群なのではないか?
といっても日常的に支障はなく、強いていうと感性に乏しい人が目立つくらい・・・。
実は、わたしの脳もかなり右脳閉塞気味。
50代の頃、脳検査を受けた時に、左脳に比べて右脳の運動不足?が判明。
自覚は無いのですが、人から見れば、ほんと感性の鈍いヤツなのかも・・・。