獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【080309】諏訪地方、シカ567頭駆除 2月末で昨年度上回る

2008年03月09日 | 獣害-状況
 昨年4月から今年2月までに、諏訪地方6市町村が猟友会に委託し、有害鳥獣として駆除したニホンジカは567頭に上り、既に2006年度の470頭を上回ったことが8日、県諏訪地方事務所のまとめで分かった。夏場からわなや銃器を使った捕獲に取り組んだり、市町村が連携した広域捕獲を進めるなどした成果とみている。  捕獲した内訳は、雄219頭、雌333頭、不明15頭。3月にも多くの捕獲が計画されるほか、茅野市 . . . 本文を読む

【080306】クマ駆逐用の「轟音玉」、負傷相次ぐ 手の中で破裂

2008年03月09日 | 獣害-状況
 サルやクマを追い払うときに投げて使う、小原商店(札幌市)製の火薬玉(製品名「轟音(ごうおん)玉」、直径約4センチ)が手の中で破裂して使用者が重傷を負う事故が、昨年初めから4件起きたことが経済産業省の調べでわかった。導火線が約10センチあって破裂までに約10秒かかり、導火線からの煙が見えにくいといった特徴があり、点火後、すぐに投げずに持ち続けた際に事故が起きたとみられる。同省は6日、火薬を扱う業界 . . . 本文を読む

【080308】里山整備でサル退散 東近江、下草管理にヒツジ放牧

2008年03月09日 | 牛・ヤギ放牧
 サルやシカの出没に悩む東近江市の愛東外町と永源寺高野町は昨年8月から県、市の補助で、サルがひそむ雑木林や竹やぶを伐採する里山整備事業に取り組んでいる。見晴らしが良くなったことでサルの出没がほとんどなくなり、7日には愛東外町の伐採地に下草管理と癒し効果を目的にヒツジ2頭が放牧された。  両地区ともサル、シカに麦やブドウを食い荒らされるなど農作物被害は深刻だった。市は集落周辺の里山が荒れ、サルなど . . . 本文を読む

【080309】捕獲のシカジビエ料理に

2008年03月09日 | 獣害-利用
県が解体手順策定  生息数が増え、各地で食害をもたらしているニホンジカについて、県は捕獲されたシカを食肉加工して、地元のレストランや宿泊施設が客に振る舞う「ジビエ」料理の定着を目指している。シカの解体手順などを定めたガイドラインを今月中に策定。秋には富士河口湖町が、県内第1号となる専用の解体処理場を建設する予定だ。  県畜産課などによると、ニホンジカの県内生息数は推定約8700頭で適正数の倍近い . . . 本文を読む

【080306】京都でジビエ料理シンポ 地産地消と農作物被害対策

2008年03月09日 | 獣害-研修・シンポ他
 ジビエ(野生鳥獣肉)料理で地産地消を進め、農作物被害対策にも役立てようと、農林水産省近畿農政局は5日、京都市内で初のシンポジウムを開いた。茅野市でフランス料理店を経営するシェフ藤木徳彦さん(36)の講演を聞き、約120人が信州産シカ肉などを使った特別メニューを試食した。  滋賀や京都など同農政局管内6府県でもイノシシやシカなどによる農作物被害は深刻で、2006年度の被害額は17億円に上る。シン . . . 本文を読む

【080306】猿害防ぐのはヤギ 農作物被害防止で研究/滋賀県農技センター

2008年03月09日 | 牛・ヤギ放牧
 ダチョウや羊などの動物を放牧することで、猿による農作物被害を防ぐことを研究してきた滋賀県農業技術振興センターは、猿害対策に有効なのはヤギだけ、という最終結果を取りまとめた。猿が出没すると近づくのはヤギだけ。しかもヤギが20メートル圏内に入ると猿は逃げた。同センターは「近づいてくるヤギを猿が警戒するようだ」と説明する。  全国的には獣害対策として牛の放牧が盛んだが、同センターの調べで、猿には効果 . . . 本文を読む