駆除したイノシシは里山の食肉資源。庄原市でも有効活用しよう―。県立広島大生物資源管理学科4年の玉田亨太さん(22)=同市東本町=が、こんな卒業論文をまとめた。食肉処理施設建設費などの課題はあるが、地元の飲食店の目玉メニューにする程度なら供給量は十分、としている。
市内の農家が自衛のため「わな」で捕獲している年間399―175頭に着目。主に夏場に捕らえられるこの肉は「まずくて臭い」と、焼却され . . . 本文を読む
猿による農作物への被害を防ごうと、高山市が導入を始めた「モンキードッグ」の第1号「ポッチ」(1歳9カ月)が半年の訓練を終え、高山市朝日町で活動を始めた。17日、同町の牛舎に現れた10匹の群れを追い払い、鮮烈なデビューを果たした。
朝日地域は高山市内で最も獣害が多く、昨年、稲やトウモロコシなど計3ヘクタールが被害に遭った。獣害で意欲をなくし、耕作をやめる高齢者もおり、田畑の荒廃に拍車をかけてい . . . 本文を読む